開発中のゲームのタイトルは「俺とペンギン」としており
その名の通り、ペンギンが登場するゲーム
登場というか、主人公だったりするのだが
そのペンギンの生態について、尊敬というか好きというか
凄いんだなぁ、と思う部分がある
ペンギン全種の全部が、かどうかまでは調べきってないが
大概、群れでゾロゾロモサモサと集団生活っぽいスタイルで生活しているペンギン
どこかに出かける時など、まず1羽が先陣を切り
後ろに並んで皆ゾロゾロついていく
コロニーでじっとしている際、吹雪に耐える為に皆で集まってギュウギュウになっている際
何かこう、凄く統率の取れた集まりというか
指令系統があって全体統制をしている?っぽい雰囲気を醸し出しているが
なにやら、ペンギンには ボス の存在が無いらしい。
あ、ここはこういう風にやっとく雰囲気? みたいな感じで空気を読み
ついていく時はついていく、寒さに耐える時は
仲間同士でなんとなく連携を取り、外周の寒い位置のペンギン
内側の暖かめの位置のペンギンがグルグルと入れ替わる動きをしていたりするらしい
仲間同士、ケンカなどで力の上下関係なんかはあるかもしれないが
命令する立場、従う立場、みたいなのは無いとかなんとか動画で見た
あれだけゾロゾロといて、ボスがいないのはちょっと凄いと思った。
種の存続を優先事項として横連携でうまい事やる、ってのが
なんだろうか、自由とはまた違う気もするが素晴らしいフリーダムっぷりを感じる。
そんな訳で、という訳ではないが
最近ちょっと、フリーダムに生き始める事にしてみた。
ちょっとした病と出来事がきっかけで身も心もボロボロになり、会社を辞め
年単位で療養した後に、今は全くの別業種を行っている。
病に倒れる前は、基本的に社会人として会社の正式な社員となって
その会社で必死に頑張り、認めてもらい、ドンドン上に上がっていくような働き方が自分のモットーだったが
頑張れば頑張った分、給料の額と同時に謎の税収やら
知らない年寄りへのよくわからないカンパやらが増えて
結局、自分自身に与える何かが増えているかというと、反比例してドンドン減っている
割とサクサク仕事をこなす事ができたので、お前は会社の利益をあげる優秀な人間だ!
みたいなお言葉を頂戴できる機会も多々あった。
けど、なんで会社の利益をあげたら優秀な人間なんだろうか
このまま自分の身を切り売りし続けて、何が自分の中に残っていくのだろう
いざ死ぬ日が来たら後悔するだろうなーと思った。
天国や地獄的なあの世が実在するかはさておき、お金も地位も持ってはいけず
どっかの誰かの為に削り捨て続けてきた自分への悔いだけが残るだろう、たぶん。
ちょっとその枠から飛び出してみたくなった、いい歳をして。
今は、さぼらない程度に働けば、ある程度満足な生活ができる給料がもらえる
・・・が、正式な社員じゃないし、先の保証は全然されません、的なスタイルの仕事をしている。
一緒に働いている人達もギラギラと仕事にかじりつかず、人間として生きている気配が強い。
そんな仕事をしつつ、自分自身の人生をキチンと楽しんでから死ぬ為に
ちょっと最近ゲーム開発に全力投球中。どうでもいい他人の会社にご奉仕するのは一旦ヤメ。
自分が満足できる内容の物を仕上げて、反響の有無はさておき
それを世に出せたなら、結構悔いは残らないかもしれない。
あ、決して自殺の予告ではありません、満足したら死にまーす的な意図は無し。
そういや不思議な事に、転職?再就職?して前職より年収はグッと下がったはずだが
手元で使えるお金は増えた気がする。なんだこれ。
なんか良くわからない内容の記事になったけどいいや。そーれ。