私は開業司法書士をやりながら、同時に司法書士業界とは直接の関係がない会社で、契約社員としても働いていました。
割とそういう方(副業やりながら司法書士業する、または司法書士業自体が副業)は知っています。
ただ単位会からは、あくまでも司法書士業を優先して欲しい。
会社勤務しても良いが、登記等の依頼にはすぐ対応できるような体制を整えるのが望ましいと言われておりました。
勤務先の会社はセキュリティがバリバリに厳しかったので、勤務中は私用スマホもパソコンも執務室内には持って行けず、個人個人に割り当てられているロッカーに預けなければいけませんでした。
そこは仕方ありませんので、休憩時間の度に、お客様からの電話やメールがないかチェックしておったわけです。
勤務先の責任者は私が司法書士登録をしていることは知っていたため、万が一お客様対応等で急な早退とかする必要があれば、一声かけてさえくれれば大丈夫と言ってくれてました。
今思えば、あれほど理解のある職場も珍しかったと思います。
事務所には一応固定電話機も電話番号もありましたが、そちらにかかってくることは、あまりありませんでした。
何故なら電話転送サービスを使って、事務所宛の電話は直接私用スマホに飛んでくるようにしていたからです。
つまりお客様側はあくまでも、司法書士会ホームページに掲載されている事務所電話番号にお電話しますが、実際にそのかかってきた電話は、私用スマホでとっているということ。
これが本当に便利なシステムでしてね。
会社のシフトがある日は当然事務所には行けませんので、どこへいても事務所宛の電話がスマホからとれるというのは、兼業司法書士の必須ツールだと思っておりました。
今は開業時代に使っていた固定電話機は、自宅用として使っておりますが、そもそも今は家族一人一台スマホを持っているので、あまり使うこともありませんね
すっかりお飾り状態になってしまっております。