皆さま、こんばんは。

今夜の、光る君へ17話、では、道隆が倒れてしまいます。

藤原実資の日記の小右記や、大鏡、などでは、道隆の怠慢な政治の悪口ばかり書いてあります。

身内贔屓で、長男伊周を早々と出世させたこと、

又、道隆は、大酒飲みで、どうやら、今でいう糖尿病に罹患していた事などが書かれています。

そして、娘、定子には、男児を産むように、かなり、しつこく、強要していたそうです。

定子は、中々、男児が生まれませんでした。でも、天皇家に入内すると、必ず男児を産まなければならないと言うのも大変な話だと、現代の私は思います。プレッシャーですよね。



995年5月、43歳にして道隆は亡くなりました。兼家が亡くなってから、たった5年の関白の座でした。

死が分かる前には、陰陽師を呼びよせ、寿命を延ばせ、と必死でした。又、弟の道兼に、中関白家を頼む、と懇願していました。


疫病が大流行していた時期に、道隆は、糖尿病で亡くなってしまったのでした。 


又、疫病対策にお金を遣いたい道長に、大金を出した、本妻倫子は、偉いし、さすが、金持ちの娘だと思いました。道隆には出来なかった事でした。



しかしながら、これからは、娘、定子の悲しい運命が待っています。伊周も隆家も失脚します。

同時に、清少納言も関白家道隆屋敷を出てしまいます。



藤原道隆





美しい中宮定子