この週末は羽海野先生と忽那先生の出会いが本当に胸が熱くなる展開で、SNSすごい・・・とあらためて思った。

 

Twitterは即時性、臨場感が魅力なんだろうとは思うし、声が直に届く喜びはわかるけれど、でも私は小田さんにもだいすけお兄さんにもTwitterを始めてほしいとは思っていない。

いや、プライベートでこっそりやっていらっしゃる分には全くかまわないんだけれど。

うまく使いこなして発信していらっしゃる人はすごいなと思うけれど、ある意味わりきらないと大変だと思うので。

何をどう発信するか、何にレスポンスするか、気遣いをする人ほどそこに時間をとられてしまいそうで。

毎日のブログで、充分楽しませてもらっているので、あまり周囲の声に耳を傾けすぎることなくやっていってほしいなぁと勝手に思う。

 

ライブ配信についても、無料で楽しめるのはありがたいことなのだけれど、プロのお仕事に無料を求めるのもどうなのかともまた思い。

そこを入り口として課金につながるようなシステムならよいのだけれど。

 

忽那先生の依頼に対する羽海野先生の仕事ぶりもそうだけれど、プロには妥協はないのだ、だからこそプロなのだとあらためて感じた。

勿論、羽海野先生は喜んで依頼にこたえられたわけで、忽那先生が気に病むことは全くない。

でも、たくさんの人たちが楽しみにしている連載漫画をかかえている多忙な方に、大変なことを頼んでしまった・・・とは思われたのではないかなぁと。

プロだから簡単に描けるじゃないんだなと。

プロだからこそ、こだわって、いいものを作ろうとされるんだなと。

 

みんながみんなの意見をきいてたら大変だよ、羽海野先生・・・と思いながら眺めていたけれど、当初のイラストがどんどんとわかりやすく変化していった様子は見ごたえがあって、とても楽しかった。

できあがったイラストも素敵で、ぬり絵にできる線画やら、吹き出しに書き込めるイラストやら、盛りだくさんの配慮に頭が下がる思いだった。

向き合った方の喜びがご自分の喜びでもあるのだろうなと。

「三月のライオン」は自分の心においておきたい言葉がつまった大好きな作品だけれど、ますますファンになった。

 

それぞれが、それぞれの立場でプロのお仕事をされていると実感しているこの頃。

こちとらできることといったら、できる限り家にいることくらいのもので。

裁縫も苦手でマスク作りは諦めており、劣等感を感じたり。

三食つくり、資源ゴミを出し、季節のものを洗濯し、それだけで週末もすんでしまったり。

なんだか疲れてしまって、せっかく娘が筋トレをやろうと誘ってくれてるのにできなくて申し訳なかったり。

それでも、とりあえず、家族がみな元気で過ごしていることがありがたく(漫画が増えまして・・・)、それだけでいいや、いいんだ、と折り合いをつける。そんな毎日。

マスク二枚が届いたらリメイクしたりしてみようかなぁ。

そしたら、少し上向きになれるかなぁ。