今日は仕事を終えてから、
休憩室で上司と雑談をしていたら
思いがけず昔の話になり、

大変だった時代のエピソードを
ダイジェスト版で語ってきましたよ。。

大丈夫そうなニオイがする人に対しては
話すことも抵抗が少なくなったとはいえ

やっぱり
やっぱり

身体の内側が
ブルブルしてくるよっ


おーーー(´;д;`)


話しながら胸の中がゾワゾワぐるぐる
顔の筋肉もこわばって

帰り道の運転をしながら
やっと涙を出しました。


過去のエピソードを語るのは
傷つくを通り越して面倒くさいので
やたら滅多にしないんだけど、

就職の数か月前に今の上司と知り合って
チョロっと触りを話したときに
何となく大丈夫そうな感じがしたので
今日は話を聴いてもらいました。

1時間ぐらいも話しただろうか。


心理の勉強を専門にしている訳ではないけれど
仕事以外の時間を使って
保護司をしているらしい。
かなり奇特な人だと思う。

虐待とかDVとか共依存とか
いちいち説明が面倒で
理解してもらうのが難しいのに、
私の話の流れを止めずに
ちゃんと聴いてくれた。

ありがたい…

帰宅中に涙が出たのは
話をして思い出したのと
聴いてくれる人がいた有難さと
どちらも、だな。

「よく生きてきたよ」と言われて
確かにそうだ、と感じる所と
それなりに大変な道のりであったことを認めたくない気持ちと
どちらも本当で、
これは何だか居心地が悪い感じなのだけれど
まぁ、いいんじゃないか。

胸のあたりで感じるものを
ただそのまま味わってみた。

食事を食べながら
そして今も
まだ小さな震えと変な感じがある。

でも
これを感じても大丈夫だと
震えても大丈夫なんだと
そう思えるようになったことが嬉しい。






TREやソマティックエクスペリエンス(SE)
その根底にある考え方や知識の体系を
まず知るだけでも
相当救われるものがある。


PTSDは
まずクライアント本人に対して
そのメカニズムや
セラピーや日常での注意点など
正しい知識を教育することが大切だということを
病院を出て1年以上たってから
今の師匠の一人に聞いたのですが
本当にその通りだと思う。
「その反応は身体にとって自然なことです。」


そして
「複雑性PTSD」という診断名をもらったからこそ
病院を出てからの治療方法を
比較的効率よく探すことができたと思う。

●自律神経失調症
●身体表現性障害
●境界性人格障害
●複雑性PTSD
●いわゆる「アダルトチルドレン」

これが10年前にもらった診断名等です。

いろいろ調べたり専門家にお世話になって
「ここらへんだな」というセラピーの分野に
近づくことができたのは
PTSDというキーワードで
正しい知識を持っている方に出会うことができたからです。

あくまでも当時の私が探した範囲で、ですが
他のキーワードで
本を読んでも
「じゃあどうすればいいのか?」というところに
辿り着けませんでした。


通院当時は
あえて情報を取りにいくのを
やめていたしねぇ…
「変に知識を入れないで先生にお任せしよう!」ってさ。


また、心理学自体が進歩している。

「アダルトチルドレン」という言葉が
流行った当時(高校時代)に本を読んで
「これ、うちのことじゃん!」と
気付いたはいいけれど、

どんなに本をよんでも
「○○な親に育てられたから●●になった」
というような説明ばかりで(と、私は感じた)
いちばん大切な
「じゃあ、どうすればいいのか?」
という記述が曖昧すぎて
いっそう希望を失ったような気がした。


しょっちゅう投げやりになりながらも
必要に迫られてあれこれ模索して
知ること自体が面白くなってきたのは
心理学が進歩していることを
目の当たりにしている実感があるから。

アメリカに比べて
それでも40年?ぐらい
遅れているらしいけれど。

…その要素は東洋の伝統的な手法のエッセンスも含まれているんだろうけれど、アメリカという国から「新しいもの」としてぐるっと長い時間を掛けて科学的に実証されたものに接することができるのは、面白いな~と思う。



今日はここまででいっぱいなので
帰宅してから行ったTREについては
明日以降、投稿することにします。


仕事に使う手帳、今日届いたよnew



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