ここ数日、懐かし〜いメンツから連絡がポツポツ入ってきました。

どれもランダムで、ここ15〜20年近く会ったりしてなかったメンツ。

みんな40歳を超えて、何かしら思うこともあるのかな？

そんな時に、私を思い出してくれたなんて、嬉しいな。

な〜んて、ジワってる日々。笑

もっとジワリに行く機会が飛び込んできました。

ジブリ作品「君たちはどう生きるか」のアメリカ先行公開が12/4(月)にIMAXで上映！

最寄りのAMCシアターのサイトから、チケットを半ば勢いで購入し、

家族には、「一人で行ってくるから！」とほぼ事後報告。笑

これに関しては、訳があって。

私、映画館は一人で行きたい。

映画館で観た後の私、どうやらその映画の世界から戻れてないようで、ふわふわしてるんですよね。

だから、夫や娘たちが映画の感想を言い合ってるのが、雑音にしか聞こえなくて。

去年の帰省時、ワンピースのFilm Redを家族みんなで観に行った後のサンマルクカフェで、3人ともうるさいな、と思ってしまった私。

→生活空間である家で見る映画は、そうならないのに。

昔は、友達や彼氏と映画館行って、その後のお茶の時間がすごい楽しかったのになぁ〜。

不思議。

て、ことで。

夜7時ポッキリの上映めがけて、ワクワクな足取りで行ってきました。

一人で夜のアクティビティーに出かけるのなんて、アメリカではほぼ皆無。

→春ごろに、フロリダから遊びに来た友人とケンブリッジのライブバー(友人の元旦那さんのバンド)に行ったのが最後かな。これもかなりレアケースでした。

上映時間ギリギリに着席。

一人客もけっこういて、ガチのジブリファンなのかな？と想像するだけで親近感。

大画面で観るジブリ作品は、「ハウルの動く城」以来です。

なんて言うか、

着替えや窓やドアを閉める描写に現実味を感じたり、

うわ、気持ち悪い！って目を押さえたくなり、

険悪な気持ちをひっくり返えされたり、

躍動感に胸がつっかえる気持ちになり、

展開についていけてなかった分、

予想がやっぱり！と思えた時は、勝手に得意気になれたり。

感情の振り幅に忙しくて、観終わった後、疲労困憊でした。

でも、外気温で興奮が冷めて、逆に良かった。

コーヒーでも飲んで落ち着かせないと運転できないかも、と思ったくらい、鑑賞後はぐるぐるしてました。

そして一晩経ってもまだぐるぐる。

こんな映画は、なかなかない。

好きか嫌いかでいうと、難しくて。

ある部分は大好きだけど、あの部分をもう一回見るのは嫌だな、という二極性。

「カリオストロの城」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」「耳をすませば」「もののけ姫」という1990年代までの駿作品は、全セリフが言えちゃうくらい大好きで何度も何度も観れたし、今でも観ます。

でも、「君たちはどう生きるか」は、５回も観れない気がする。

→いや、５回は観ようとしてんじゃん！笑

思想が全面に出過ぎてる、気がする。

しかも、まとめる気がなくて吐き出してる感じ。

→もちろん物語としてはまとまってます。

だから、好きな部分と好きになれそうもない部分が、私の中でバッキバキに対立。

こういう映画は、本当に初めてかもしれない、と、初体験をさせてくれる事に、巨匠たる所以を感じました。

オススメしたいけど、自信がないです。

こんな感じになっちゃったので、一人よりも誰かと一緒の方が良かったかも〜。

と、私の価値観もひっくり返された気分です。笑

通常上映は、12/8(金)から。

英語版タイトルは、「The Boy and The Heron」

直訳すると、「男の子と鷺」

The Boy and the Heron - GKIDS FilmsExclusively in Theatres December 8 // SPECIAL PREVIEW ENGAGEMENTS - NOVEMBER 22 - NYC & LA

gkids.com

インスピレーションを受けた原作についての記事はこちら。

『後回しにしていた大事なこと』ずっと頭のどこかで、やらなきゃなぁ、しなきゃなぁと思ってることがいくつかあって。でも緊急性はないし、To Doでもないし、気が向いた時に、と思ってても一向に…

ameblo.jp

大パパに感想を聞いて欲しかったなぁ。

ひとり遊び 映画編

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