YAMAHAのプリメインアンプをヤフオクで入手して、音を出してみると、Rチャンネルからバリバリというノイズが出て数十分そのままにしていると爆音になって保護回路が働き、スピーカーが遮断されます。

こういう場合は初段のトランジスターの不良が多いので、RとLを振り替えてみたところ、症状がLチャンネルに移りました。

上の写真の5本脚のトランジスター2SA798がそれです。

2個のトランジスターが1つのパッケージに入ったデュアルトランジスターで、エミッタが共通になっていて、アンプの初段の差動増幅に使われます。

ところがこのトランジスターは、当然ですがもう製造されていなくて、ヤフオクやメルカリで売られていますが、1個千円以上の値が付いていてとても買えません。

そこで代替品を探したところ丁度良いものが見つかりました。

秋月電子通商で表面実装タイプのデュアルトランジスターHN4A06JとSOT23変換基板を購入しました。

 

変換基板に実装したところ。

米粒くらいの大きさのトランジスターなので少しやりにくいですが、特別な工具など使わず、トランジスターを指で基板に押さえつけながら、ダイソーの半田ごてで引っ付けました。

これに、すずメッキ線でリードを取り付けて完成。

裏側

ショートしないように熱収縮チューブを被せてます。

 

アンプに取り付けたところ。

写真ではLだけ変わっていますが、あとでRも交換しています。

電解コンデンサーと半固定抵抗も交換しています。

これで音を出してみたところ、全く問題なく鳴っております。

スピーカーへのDC電圧の漏れはRが0.1mV、Lが0.6mVと極めて優秀。

変動幅もRが0.0~0.5mV、Lが0.5~1.0mV。

 

最後にそれぞれのデータシートを載せておきます。

2SA798

HN4A06J