バックパッカーの旅 inタイその15~Wendy House | Looking Back , Moving Forward

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5月2日(木) 「Wendy House」

5日目~③

photo:04
 

パタヤからバンコクへ帰ってきた。
カオサンで宿を探そうかとも思ったけれど、翌日帰国のことも考えてアクセスの良い場所を選んだ。

あーだこーだ言いながら決めたのはWendy Houseというゲストハウス。
ゲストハウスという分類ではあるけれど、全て個室。
朝食付きで一人650バーツ(約2000円)は決して安くはないが、結果から言うと大満足!

シンプルで清潔感溢れる広めの部屋。
アメニティなども充実しており、家族連れ・女性客に人気であることが納得できる。
そして何より接客が神なのである。

今までタイで受けてきたクオリティの低い接客の反動も含まれているだろうが、それでも素晴らしい。
魔女の宅急便のおかみさんを彷彿させるようなお母さんと、若くて容姿端麗な女性(おそらくバイト?)。
聞き取りやすい英語で丁寧に説明してくれる。
こちらが理解できてないことを察知すると、何とかして必死に伝えようとしてくれる。
ああ、これこそ神接客。

微笑みの国タイとは聞いていたが、正直ここまであまりそれを感じることはなかった。
が、ここに来て大きく挽回。
終わりよければ全て良しではないが、最終日がウェンディーハウスで良かったと心底思った。

宿について荷物を下ろした時、すでに21時を回っていたような気がする。
お互い別行動で自由に町をぶらぶらする。

この夜に見たバンコクも生々しかった。
道端に横たわる母と幼い子ども。物乞いをしている。
身体が弱くて貧しい人もいれば、片腕がない人も数名見かけた。
自分に何ができるわけでもないのが、胸がいっぱいになった。


さて、部屋に戻るとドアが開かない。ノックを繰り返しても応答なし・・・。
電気はついているので後輩が帰っているのは間違いない。

こ、これは・・・爆睡モードというやつか(笑)

早速ウェンディーハウスのお母さんとお姉さんに事情を説明する。

“My friend is sleeping!”
“He is crazy!”

そんなことを叫んだ気がする(笑)
マスターキーで開けてくれたので事なきを得たが、これが変なホテルだったら随分とややこしいことになっていた気がする。
むしろこのやりとりでさえ楽しかったのだ。ウェンディーハウス恐ろしい。

何とも満ち溢れた気持ちで眠りに就いたのを今でも覚えている。
次にバンコクへ来た時は迷わずウェンディーハウスに泊まりたい。
これからバンコクへ行く人で、激安ではないにせよある程度の低価格でオススメを聞かれればこれまた迷わずウェンディーハウスを挙げたい。

※写真はウェンディーハウスのカフェスペースにある本棚。旅人たちが置いていった本が次の主人を探しているようだ。
 
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