2月15日(金) 「BARの街」
松本はBARの街である。
男二人で久々に飲み語らうにはそれ相応の・・・というわけでは決してないのだが、どうせなら良い店に行こうということで向かったのは「MAIN BAR COAT」。
世界4位になったバーテンがいる店ということで期待は大きい。
雪で真っ白になった松本を少し練り歩くと重々しい扉が迎えてくれる。
店内は落ち着きを払っており、スタッフのマナーもほぼ完璧。
隣の人と話すにはちょうど良く、他のお客さんには内容までは聞こえない。
そんな絶妙な音響レベルに調整されたジャズが粋だ。
カウンターは贅沢に一本の大きく太い木で作られている。
おそらくこれだけで何百万かかっていると思われる。
この店にメニューはない。
せっかくいいBARに来たのだから、季節のフルーツを使ったモノで何がおすすめですかと尋ねると色々と説明をしてくれる。
迷った挙句、金柑のジントニックをオーダー。
目の前で金柑を5~6個使ったジントニックが作られていく。
う、うまい・・・。
口の中で金柑世界が広がる。舌が少し痺れるぐらいのパンチがある。
今まで飲んだお酒の中でもダントツ美味しい。
突き出しは熱々のハッシュドビーフにパンが添えられている。
ポン酢、こんなオシャレな突き出しは初めてです(笑)
次にオーダーしたのがイチゴのスムージー。ラム酒がベースになっている。
一昔のドラマなんかで酔っ払ったオッサンが買って帰るイチゴのパックあるじゃないですか?
まさにそんな感じの1パックがそのまま使われている(笑)
この目で見たので間違いないw
どんだけ贅沢なお酒なんだとゆっくり味わっていただきました。もちろん美味しくないわけがない。
最後には僕が愛して止まないお酒、ウォッカを使って金柑のカクテルをお願いした。
ジントニックの時より味が丸くて飲みやすい。
友人は、頼んだマティーニが本格的すぎて良くも悪くも衝撃を受けていた(笑)
バーテンの方とも話が弾み、松本とBARの関わりなど色々教わり勉強になった。
世界4位のバーテンとも少しだけ話すことができたのでこれまた良い経験。
これは余談であるが、隣に座ったお客さんは先生と呼ばれており、スタッフが店の奥から葉巻を取り出して渡していたので、一瞬これはヤバい店かと思うこともあったが、まあ完全に僕らの早とちりなわけで(笑)
そんなこんなで会計の時は少しビビっていた僕らであるが、意外とそんなに高くなくて安心。
素晴らしいBARです。もうその一言に尽きます。
最高の松本の夜の過ごし、翌日の友人の晴れ舞台に備えて早めに眠りに就くのであった。
(つづく)
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今気づいたんですが、今回は一人旅じゃないですね(笑)
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