2012年の総括 | Looking Back , Moving Forward

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前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

2012年振り返り。

東日本大震災の津波被害は今なお爪痕を残し、原発問題は今後のエネルギー問題や風評被害問題へ発展、具体的な解決方法が見えているわけでもなく、行き先は不透明。尖閣諸島などの領土問題から日中関係は悪化、こちらも一見落ち着いたように感じるが、いつ何が起こるっても不思議ではない。

そんな中での衆議院総選挙、政党が乱立するも、やはり焦点は「原発」「消費税」「TPP」の3つ。結果は維新やみんなの党が健闘するも国民の消極的投票により自民の圧勝、民主の歴史的大敗に終わった。安倍政権リターンズはどこまでやってくれるのだろうか。とりあえず閣僚人事だけはなかなか攻めた内容になっている。


個人的には、別れと出会いの1年だった。
もうそれに尽きます。
大きな別れ、久しぶりの再会、新しい出会い、こんなに色々あったのは今年が初めてです。
悲しいこともあれば刺激をもらうこともあれば元気づけられることもあった。
アグレッシブに新しい場所へ飛び込んでいく勇気を来年も忘れないようにしたい。


テーマ別に1年を振り返り。

【時系列編】

─1月─
大きな別れがあった。5年間の付き合いがここで終焉。
最後は手をつないでサヨナラをしました。

─2月─
仕事の忙しさピーク。
その分、達成感と自信を得ることができた。
プライベートでは色々と複雑な感情を抱きながらの日々であった。

─3月─
旧友との再会、今までのことはどうでもいい。これからまた始まればそれでいい。
サークルの追いコンではサプライズゲスト参戦、震災からちょうど1年後の日だったこともあり、人生は瞬間の選択の積み重ねだなー考えていたところだったのでそんな話をしたと思う。もう2つ下の世代が卒業するとか時が経つのは本当に早い。

─4月─
社会人3年目、決算業務も慣れたもの。
鴨川でギターを弾いたり、懐かしい人と食事へ行ったりした。
「春」というのが今年のキーワードな気がする。

─5月─
9連休のGW中にサークルの後輩たちと四国へ旅行へ。
下世話な旅だったが、すごく楽しい。料理も抜群にうまかったのが印象的。
あとは深夜に御所でギターを弾き歌ったり、鴨川でブルーシート広げて飲んだり地元民ならではの京都の満喫ライフ。他にはOB訪問を受けたり、FutureTimesのギャラリーへ行ったり、iPadを購入したり、ガーデンミュージアムへ行ったりと日々充実。

─6月─
手帳を見ると10回以上飲みに行った月だった。
高校の友達から会社関係からサークルの同期まで。
イベント事ではRUSH BALL★R、ゴッチの弾き語りライブ&トーク、西きょうじ先生の講演会など文武両道といった感じ。

─7月─
担当替えがあり、前半は終電ライフが続く。
自分だけの力では絶対に乗り切れなかった。
ご褒美に京都大作戦、ノーザン、MEET THE WORLD BEATなどに参戦。
高校の時ぶりに行ったみたらし祭も思い出深い。

─8月─
夏休みをとって離島へ一人旅。隠岐の自然と人の素晴らしさに触れる。
サークルOB中心のBBQなんかもあって充実の夏、やはりこの季節が一番好き。
そんなこんなで25歳、アラサーなのか?

─9月─
夏を遊びすぎたのか、39.5度の高熱が続き4日間喪に服していた。
幼少の頃以来の点滴とホルモン剤というやばそうな激薬で何とか復活。
こんなにしんどかったのは何年ぶりだろうか…。

─10月─
刺激的な出会いや再会が多かった。日々の関係だけで満足していたら挑戦の心を忘れてしまう。色々と悩んだりもしたけれど、結果的には良い刺激を受けて良かった。刺激という意味ではオルフェーヴルの凱旋門2着も凄まじかった。
ほかにオーダースーツを注文したことやiPhone5をGETしたことなど色々あるが、やはり東北応援ツアーが印象深い。この目で被災地を見て学び、考えることができた。詳しくは今後旅行記を書いていく予定。

─11月─
アジカンとハイエイタスのホールツアーは共に感動的だった。
東北応援ツアーで親しくなった福島の方と淀競馬場へ行ったこと、1度しか行ったことのないBARの鍋パに参加したこと、ほぼ知らん人たちとベジタリアンフェスティバルへ行ったことなど新鮮すぎる月だった。

─12月─
10フィのライブ、なばなの里なども思い出深いが、やはり最後の3日間が楽しすぎた。
サークルの忘年会はOB中心に多くの人が集まり朝まで騒ぎ、高校時代の親友4人で何年かぶりに集まることもできた、最終日はバイト同期で集まってじっくり語り合うことができた。それぞれ意外と仕事の話などはあまり話題に挙がらず、あの頃と同じように楽しんでいた。人に恵まれていると痛感した日々。



【重大ニュース】~世間を騒がせたニュースの中で個人的ベスト10。



1位 尖閣諸島国有化、日中関係悪化(韓国竹島問題も同様)


《一言メモ》
やはり今年一番衝撃が大きかったのがこの問題。
日本の対応がどうこうという話はさておき、人類はまだこんなことで争っているんだなと悲しく感じたのを覚えている。中国で日本のデパートが荒らされている暴動を見て恐怖を覚えた。

2位 ロンドン五輪、日本史上最多38個のメダル

《一言メモ》
こちらは元気と勇気をもらった。
やはりサッカーは男子も女子も活躍が凄まじかった。
他にはテニスの錦織圭、バドミントンのフジカキペアの大健闘にも興奮した。


3位 ノーベル生理学・医学賞に京大山中教授、iPS細胞


《一言メモ》
ああこの人ならノーベル賞に値する人物だなと思った。
ただただ謙虚な人はおもしろみがないが、山中教授は真面目でユーモアに溢れている。
受賞後もこれからは自分にとってノーベル賞は過去のもの、すぐにでも次の研究に移りたいという研究者の鏡のような名言も残した。


4位 各地で脱原発デモ


《一言メモ》
あまり一般メディアでは放送されていなかったが、ツイッターなどでリアルな現状を知っていた方はこれを4位に入れていることを納得して下さるはずである(新聞などの重大ニュースにはほとんど入っていません)。デモが日本各地で一般化したことは非常に重要。動かない国民からの脱却。そしてこのニュースが一般メディアで題材的に取り上げられないこと自体が重大なニュースである。


5位 金環日食、932年ぶり広範囲観測

《一言メモ》
横に習えの日本人らしいと言えばそうなのかもしれないけれど、こういう稀有な自然現象に国民一丸となって珍しがって楽しむというのも悪くないなとも思う。僕はというと、出勤しようと家を出たら向かいのおばちゃんに早く見いお兄ちゃん!と専用メガネを渡されて地味に感動したのを覚えている。


6位 師走の解散総選挙、自民圧勝民主大敗


《一言メモ》
原発・消費税・TPPが論点であったが、蓋を開けると消極的投票で自民の圧勝に終わったのが残念。第3政局は力を合わせるべきであったし、自民党はもう少し上記3点について明言してほしかった。


7位 米軍岩国基地にオスプレイ搬入


《一言メモ》
あまり詳しくないが、今後の日米関係を考えていく上で重要な事象。


8位 京都・祇園の軽ワゴン車暴走事故で7人死亡

《一言メモ》
場所的にかなり近いということもあり、色々と考えさせられた問題。
当初、てんかんという病気なのか否かでその報道のあり方などについても問題視された。


9位 高速バス事故で7人死亡

《一言メモ》
夜行バスユーザーとしては恐怖を覚えた事件。
しかしこれはデフレ社会における一種の象徴的な事件であり、低価格で高品質なサービスが当たり前の世の中(特に日本では)では今後こういうことが色々なジャンルで起こるのではないかと思う。特に介護は人材が足りておらず、その内に大きな事件が起こるような気がする。今後もそういう目でニュースを見ていきたい。


10位 大津いじめ事件、県警が中学校など捜索

《一言メモ》
いじめによる自殺者や目に見えていない被害者の数の多さを考えると日本はもっといじめ問題に対して正面から向かい何かしらの対策をしていくべきである。



【マイブーム編】


・一人旅

・ソルティライチ

・階段登り

・将棋

・料理(果実酒漬けたり小芋煮たり…)

・ソリッドタイ&ネイビーファッション

・一言日記(アプリ:Today is)

・スーパー銭湯&岩盤浴

・アボカド&ゴーヤ

・ドリップコーヒー(ゴディバ、スタバで買ったものを家で煎れる)



以下、各テーマで2012年最も心動かされたモノ・出来事を1つだけ選んだり、簡単に総括したりします。


【旅行編】

隠岐
(離島一人旅、大自然と温かい人たちには感動。)


【音楽編】

松尾昭彦とコステロ、クラウドナッシング
(松尾さんの活動再開には心躍らせた。まさか2012年中にライブ行けるなんて思っていなかっただけに嬉しい出来事であった。洋楽シーンでは新旧ともに良い音に出会えた。)


【ライブ編】


the HIATUS The After Glow Tour@オリックス劇場
(細美さんがすごく嬉しそうだった、感動のホールツアー。)


【映画編】


ミッドナイト・イン・パリ
(凄い映画に出会った。自身の映画史上5本の指に入る。)


【読書編】


情報以前の知的作法~踊らされるな自ら踊れ / 西きょうじ
(今の時代に読むべき名著。)


【漫画編】


アド・アストラ
(スキピオとハンニバルに焦点を当てた漫画。宇宙兄弟は少し元気がなく、NARUTOは元気を取り戻してきた。)


【仕事編】


孤独から生まれる不安とやりがい
(担当の内容的に一人で問題を見つけて一人で解決する、みたいなことが多い。当然不安は感じるけれど、その分自分の存在意義を感じることができるという少々エゴイスティックな感情が生まれる。)


【友人編】


旧友との再会と新しい出会い
(とにかくも最後で4人集まれたことが嬉しかった。他に新しいコミュニティに飛び込んだりライブで友達ができたりと刺激的な出会いも多かった。)


【恋愛編】


笑顔のサヨナラの先で
(いい別れ方だったとは言わないまでも、最後は手を繋いで分かれた。この5年間を後悔はしていない。)


【買物編】

新しいiPad、iPhone5、ミラーレス(α-NEX)
(新しい端末機器で自身のメディアクオリティがかなり高くなった。ミラーレスでの写真もすごく綺麗に撮れる。)