政治とメディア@消費税 | Looking Back , Moving Forward

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前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

消費税の増税問題についていくつかの視点で書こうと思います。


1、消費税の構造を考えよ

消費税は所得の低い人にとっては圧倒的に不利益だ。
一見、平等そうだが人が生活していく上でかかってくる費用は所得の格差ほど差は生まれない。
つまり、例えば年収1000万円の人が年収200万円の人の5倍の消費をしているわけはないということ。
これが消費税の構造。

景気が良くなってきたと感じるのは東京の大企業に務めるサラリーマンだけ。
日本の大半が不景気だと感じているわけで今消費税を上げるのはどう考えてもおかしい。
ちなみに法人税を上げるのもおかしい。
こっちは上げること自体おかしくはないが、上げると有力企業が海外に逃げていくのでそれは避けなくてはいけない。


2、世界にしてやられた? ─IMFからの通告─

国際通貨基金(IMF)からの通告。日本は数年後までに22%まで増税するよう促されました。
まーしてやられましたね。
管さんが増税を言い始めた途端にインターナショナルプレッシャーww
って考えるのもありやけど、恐らく管政権とのグルでしょうね。
思いのほか国民の反発が強かったから、
IMFからも通告がありました通り・・・
って言葉が目に浮かびます。

兎にも角にも北欧の高い税負担と比較されて、まだまだ日本は低いっていう論調があるけど、そもそも社会保障の厚さが違うわけやから単一に比較するのは甚だおかしい。ストロングファイナンスとか言ってる場合じゃないです。


3、メディア=いじめっ子

強者を擁護し、弱者を叩くのが今のメディア。
消費税に関しても最初は大手各紙は「よく言った!」と豪語した。
そして管さんがチグハグなことを言った途端、叩きに叩く。

大手マスコミがいかに中央集権で動いているかがわかる。
あれは全国紙ではなくて、東京紙。地方の主張はまるでない。

相撲の不祥事問題に関しても同じ。
もう弱者を見つけては晒しに晒す。
正直、どの親方が賭博やってたとか国民にとってはどーでもいい。
政界ならまだしも大相撲の事情ばかり聞かされても。もーそろそろいいだろ。