鼓動が止まった部屋に
ただいまって暗闇 溶ける
落下する夢の途中
ずるいよ、今、笑うなんて
約束を重ねた季節にラブソングをそっと飾る
溢れた光を辿ってかき集めても
色彩、手を伸ばす、宛てもなく幻
答えを探した部屋に
おかえりって静かに消える
散らかった会話の中で
想い彷徨い進むよ
手を引いた君が笑ったら、
「眩しいね」僕も笑えたんだ
溢れた言葉は夜空の隙間で舞い散る
色彩、擦れてくちづけて幻
街は、
ほら、あの日の二人も搔き消して今日もまわる
最良の日々の輪郭に花束をそっと添えて
千切れた世界の続きで
「例えば貴方の名前をなんて呼べばいいの?」
溢れた言葉は夜空の隙間で舞い散る
色彩擦れてくちづけて幻
鼓動が止まった部屋に
ただいまって灯りを点ける
落下する夢の途中
おかえりって君が笑う