12月25日、横浜のでっけえ動物園ことズーラシアにやってきた。
でっけえクリスマスツリー
思えばズーラシアは中学生の頃学校の行事で行った職場見学以来である。
他の選択肢ではテレビ局とか裁判所とかあったのだが動物園が一番面白いに決まっている。中学生の僕は将来のことなど微塵も考えずズーラシアを選んだのであった。ライオンさんに肉をあげたりゾウの飼育部屋を見たりできて楽しかったです。ライオンは近くで見ると生命の危機を感じるレベルで怖い。
結局僕は動物が死ぬとおちこんで仕事にならずストレスで禿げてしまいそうなので、動物園で働く可能性は限りなく低い。適度な距離感で楽しませてもらおう。
でっけーインドゾウさん。ゾウさんの足音は本当に「ノシッノシッ」となる。あと優しい目をしている。柵の向こうにいるもう一頭のあたまを鼻で撫でていて尊かった。
お尻。
タイガー!スマトラトラさんです。スマトラトラ。スマトラトラ。
めちゃくちゃ見やすいポジションで微動だにしないサービス精神の持ち主。絶滅しないでほしいなあ。
ナイスデザインベンチ。ズーラシアといえばオカピなんです。
そのオカピさんがこちらになります。
いつもは外にいるけど今日は屋内にいる。
近くには密猟者による凄惨な事件について書かれており悲しくなってしまった。密猟アカン。
ホッキョクグマもいるぞ。
この直後ボールを窓ガラスに叩きつけてくる。注意書きを読め。
特に寒い日だったせいかめちゃくちゃ元気。ボールを水に沈めたり引き上げたり叩きつけてきたり、とにかくそれらを繰りかえすワクワクシロクマ野郎なのであった。
クロサイ!
シロサイもクロサイも体は泥まみれだから色で判別できるわけではないらしい。誤訳で名付けられたとか。勉強になるなあ。
威厳たっぷりに歩くサイを眺めているとなんだかこちらもドッシリとした気持ちになってくる。そんな尊敬の眼差しを向けていると、女子集団がワイワイとやってきて「サイの目ちっさ。なんか自信出てきたわ」と盛り上がっていた。恐るべしポジティブシンキング。
もぎゅう。ミーアキャット塊。
ゴールデンターキンという中国の山に生息する牛さん。この岩肌を軽々と登り降りするギャップが魅力。
この写真を撮る前は全員どっかり座っていたのだが、一頭が電気柵に触れてしまいビックリ。ドドドォッと走り出したことで他2頭もビックリ。そしてこの写真のような見事な起立を見せたのである。ターキンくんには申し訳ないが良いものが見れた。
ズーラシア内で一二を争うかわいさだった「ヤブイヌ」。一定のルートをグルグルグルグル周回していた。時折「チュンチュン」と小鳥のような声で鳴いたかと思うと木に向かって逆立ちしてジョーとオシッコをする。可愛い。いつまででも見ていられる。
逆立ちしてマーキングを行うのはメスらしい。かわいいね。食いしん坊らしい。かわいいね。
ちなみにヤブイヌさんと可愛さを争っているのはレッサーパンダさんです。尻尾がボロンとしていて可愛い。
そんなわけでズーラシアは楽しかった。楽しかったのだが3月31日までサバンナエリアや日本エリアなど様々な施設で改修工事を行なっているらしく、この日は本来の半分ほどしか楽しめなかった。残念。テングザル見たかった...!
でも今年の目標はギリ達成できてなにより。来年も頑張るぞ。
あ。
カンガルーを忘れてた。しかし寝姿がおっさん。ごはん食いながら見ることはできなかったけど目標達成。
おまけ:楽しいゲームを紹介するコーナー
あれはまだ拙僧がNintendoSwitch年末割引セールで売られていた頃...
「LIMBO」は左から右に向かって進む系の横スクロールアドベンチャーゲームだ。内容はいたってシンプル。シンプルすぎるくらいシンプル。
セリフは一切なし。ストーリーの説明も一切なし(ゲームストアの説明文にはふんわり書かれている)。操作説明文だって一切なし。図による説明のみである。
できることは「移動」「ジャンプ」「押す」「引く」。この必要最低限の動作で魑魅魍魎トラップ災害が跋扈するリンボ(キリスト教で語られる地獄スレスレの死者の世界。道満ではない。)を切り抜け、主人公の妹を発見するのがこのゲームの目的である。
いわゆる「死んで覚える」系のゲームであり、初見殺しのトラップや怪物がもりだくさん。いかにも切り抜けられなさそうな窮地をいかに脱するか、死んで死んで考えて考えて、ようやく先へ進める解が判明したとき「おもしれ〜〜〜!」と快感が湧き上がってくるゲームなのである。脱出ゲーム好きにはたまらんですね。
ちなみに操作キャラの体がバラバラになったり串刺しになったりするが、極端に白黒な世界であり、操作キャラは真っ黒なのでそこまでグロさは感じない。人によっては想像力を掻き立てる分、逆にグロいと思うかもしれないが。
死者の世界なのに人工的な要素もある、謎に包まれた世界を冒険するのは単純に楽しい。Switchでもプレステでもスマホでも遊べるので暇な時は是非。Switch版はコントローラの振動キャパをフル活用しているのでオススメ(例:溺死したときコントローラがブクブクする)
それでは良いお年を。