右肩凝った。
先週テレワークで8時間パソコンいじってたら盛大に肩を凝ったのだ。たぶんLみたいな座り方をしてたからだろう。


Lはこの座り方をしないと推理力が45%落ちるらしいが一般人がこの座り方をしても血流が悪くなるだけだ。だってこの時期は尻が熱いんですもの。尻との接点を少しでも減らすためには仕方のないことなのである。


前まで愛用していた尻クッションもこの季節は使いづらい。

こんな感じのやつ。なんだかおいしそう。

尻クッションは腰に優しいのだが熱はこもるし使い続けるとダンディな香りがしてくるようになる。

この前洗濯をして3日天日干しして、もう大丈夫だろう、とドッカリ座ったらクッションの奥底に秘められた水分がぶっしゃあぁぁと滲み出てきて尻と椅子が大変なことになった。

こいつはあんまり洗う必要のない冬まで休暇を取ってもらうことに。あばよ尻クッション。

こうなるともう待ってるのはL座り。そして肩が化石みたいになるのである。


肩こりは痛い。
24年生きてて初めて知った概念。肩にこぶし大の石が詰まってる気分だ。

ちょっと体を伸ばそうと腕を上げるとイタタタタ。
服を着ようと袖を通してもイタタタタ。
朝起きたらイタタタタ。

もう一日中ずっと「ここにいますよ」と右肩が主張してくる。鬱陶しいことこの上なし。

しかも肩を動かすたびにコリコリコリコリ変な音が鳴るのである。関節にどんぐりでもつまっているのかな。怖い。

なんとなくほぐせば治りそう、ということでドンキーコングみたいに右肩をグリングリン回し続けたり、腕立て伏せを繰り返したり、肩で逆立ちしてみたりするのだが逆に痛い。ていうか当然痛い。

昔は親に恩を売るために肩をバッカンバッカン叩いてたけど、こんなん叩いても余計痛いだけなのでは。
それなのに「ありがとう」と言ってくれた親の優しさを今になって知る。いつもありがとう...恩を売ろうとしてごめんなさい...


と親に感謝してみたものの、とどのつまり肩は痛いままなのである。感謝なんてしてる場合じゃねえ。誰かなんとかしてくれえ〜〜〜...



と困惑していた右肩バッキバキの迷える子羊に神は救いを与えたもうた。

風呂である。

浴槽に浸かって10分くらい無我の境地。
すると上がる頃には「イタタタタ」だった肩こりが「イt」程度まで治っているのである。

風呂スゲーーーー!!!温泉がどうしてアレだけしつこく関節痛への効能を唱っているのかようやく分かった!!風呂はすごいんだ!!!うわあ肩がぬるぬる動くぞお。


ということで今回の教訓。「肩が凝ったら浴槽に浸かろう。」(今後教訓を唱えるコーナーが設けられる予定はありません)

あと椅子にはちゃんとした姿勢で座ろう。座り姿勢は人生を左右します。L座りダメぜったい。あと尻クッションは7日は干そう。


締めの文章が浮かばなかったので最近見た映画紹介で締めよう。

ばいきんまんがゲストキャラを励ますポジションになるのが非常に良かった...しかもばいきんまんのキャラクター性は一切崩れていない。「ばいきんまん」というキャラクターだからこそバナナ姫を励まし勇気付けることが出来たのだ。人は誰でも輝ける場面があるんだなあ。

あとこの映画の中でアンパンマンが語る「アンパンマンの行動理念」。ちょっと常人ではたどり着けない領域にあってビビった。

アンパンマンが当然のようにやってることは誰でもできることではないんだよな...だからこそ「アンパンマン」は「アンパンマン」なんだよな...そりゃ衛宮切嗣も目が死にますわ。

※衛宮切嗣:fateシリーズに出てくる「正義の味方」を目指した人。目指した結果、作中人物の中で最も目が死んでしまった。

「映画それいけ!アンパンマン よみがえれバナナ島」は2012年の作品でテーマが「復興」。
当時の地震とその後の社会を思い浮かべながら見るとまた違った見方ができるかもしれない。オススメです。