これを書いている今、ツイッターで
ゲームボーイ版で捕まえたポケモンのデータを使って64でフルCGで戦えるという当時画期的なソフトであったポケモンスタジアムの2!
『キャラ選択取り消したらどうなるんだろうね』
もうね、ゲラゲラ笑いましたよ。
ヒップホップなイタチ。自分を取り戻せよ。
『#自分を作り上げたゲーム4選』
というハッシュタグがトレンド入りしている。
文字通り自分の人生で最も印象に残ったゲームを4つ選んで発信するというトレンドらしい。
ちょっと待って。
勿体無くないか?ツイッターが4枚の画像縛りだからって4つしか選ばないってどうなのさ。
友達と遊んだり時間を忘れてのめり込んだり。
ゲームって想像以上に自分に影響を与えているものなのだ。
様々な要因が積み重なってこその今の自分。
4つなんてしゃらくせえ!
ということで僕は人生で関わった『全て』のゲームを思い出と共に 語っていくことにする。
どうでもいいって?うるせえっ
かなりやりこんだものからチラッとプレイしたものまで全て。続いたらいいな。飽きそうな香りがプンプンするな。
それじゃあ早速4歳の頃まで遡りますよ。
僕が初めて『ゲーム』という存在に触れたのは
これが始まり。
姉の誕生日にでっかいケースに入ったこれを
父が買って帰って来た光景は今でも忘れない。
ちなみに僕は姉と誕生日が同じなので
キョロちゃんのぬいぐるみをもらいました。
口に手を突っ込むと『モグモグモグモグ』って
しゃべるんです。不気味でしょ。
そしてこの64と一緒について来たソフトが...
4歳児は姉がプレイしてるのを眺めて
キョロちゃん片手に楽しんでいました。
しかしこのゲーム、可愛いパッケージに反して
割と恐ろしいイメージが強い(4歳調べ)
明るいステージ続きだと思ったら徐々に暗い地下室を進むようになってたり、部屋が砂で埋め尽くされるステージもあったり(天井と砂に挟まれると死)、暗い深海を延々と泳がされたり、明らかに良くないものを作っている工場を探索したり、
何より最初のステージで可愛いキャラクターが黒目にとりつかれる展開がすごく怖かった。
おかげで怖くて怖くて自分でプレイすることが出来なくてしっかりプレイするようになったのは
小学生になってから。
ある程度の勇気をつけて挑戦したカービィは
ちょっと怖かったけどその分楽しい世界も
いっぱいあって。『ゲームって楽しい!』と
思わせてくれた思い出のソフトなのです。
ここでカービィにどハマりしてその後様々なゲームにのめり込み、『ゲームの世界に行ってしまえ』と親に叱られる小学生ライフを送るのはまた別のお話...
次。
ポケスタ2
ゲームボーイ版で捕まえたポケモンのデータを使って64でフルCGで戦えるという当時画期的なソフトであったポケモンスタジアムの2!
1は持ってないんです。
このゲームも姉が買ってもらったやつなんだけど
僕はもっぱらミニゲームをやっていた。
このミニゲームがなかなか侮れない。
・コラッタのハードル走
・スリープの催眠対決
・ピカチュウ&ビリリダマの発電対決
とかはまだわかるんだけど
・コクーンとトランセルが降り注ぐ岩をタイミングよく『かたくなる』を使って生き残るゲーム
・アーボの輪投げ(アーボが自分で輪になってディグダに飛んでいく。アボォアボォうるさい)
・ベロリンガが一定時間内に回転寿司を食いまくり、食べたぶんの金額を競うゲーム
など王道からカオスまでバラエティ豊かでとても楽しい。楽しすぎてポケモンバトル全然やってなかった。開発者の皆さんごめんなさい。
僕の好きなベロリンガのゲーム。実にシュールだ。
次。
マリオパーティ2
これは友達の家でやらせてもらったゲームだから
そこまでやりこんでない。だから記憶も曖昧なんだけど1つだけ、非常に印象に残っている遊びをしていたことを覚えている。
それはキャラクター選択場面。
そこではなぜか画面がトンネルの中を高速で進んでいる。そしてキャラクターを選ぶと選ばれたキャラクターが画面の高速移動に負けじと
超全力疾走で画面に収まってくるのだ。
パーティに参加しようと必死に走り続けるキャラクター、無情にも止まることのないテレビ画面。
...ここで齢4歳の僕と友達は思いついてしまった。
『キャラ選択取り消したらどうなるんだろうね』
幼稚園児とは時に残酷になる生き物だ。
ていうか残酷さを幼児という可愛いフィルターでカモフラージュしてる擬態生物だ。
そうと決まったら早速キャンセル!
すると...
トンネルがゴゴゴゴゴって傾いて...
悲鳴とともにキャラクターたちは奈落の底へ落ちていってしまった。
もうね、ゲラゲラ笑いましたよ。
その後何度も何度もキャラクターを選んでは
垂直落下の繰り返し。面白かったなあ。
他のことはあんまり覚えてないです。
次。
マリオパーティ3
こっちはウチにあるゲーム。
もうこれはめちゃくちゃやってた。1人で。
このゲームで一番ハマってたのは
デュエルマップというパーティモード。
このモード、スターを集めるいつものパーティとはわけが違う。
まずそれぞれのキャラクターにはオトモがつく。
クリボーとかノコノコとかドッスンが一緒についてくる。(2体まで)
そしてゲームの勝利条件はオトモを使って
相手の体力を減らすことなのだ。
サイコロを回して進む途中、相手にぶつかると
攻撃開始。
オトモがボカボカっと攻撃してくれるぞ。
しかしオトモも無償でついてきてくれるわけではない。毎ターン給料(コイン)を支払わなきゃいけないのだ。あのキノピオもコインをせしめてくるんだから世知辛いものである。
支払えなかったらボワっといなくなってしまう。
この状態で敵にぶつかられたら死を覚悟しなければならない。だからコイン集めも非常に重要になる。実に戦略的なゲームなのだ。
このゲームにハマりすぎて事あるごとにやろうとした結果、ついに母からあの言葉を言われてしまった。
『ゲームは1日1時間』
そんな殺生なああ
次。
マジカルテトリスチャレンジ
featuringミッキー
文字通りミッキーと愉快な仲間たちでテトリスをするゲームです。特にキャラ性能とかないけど。
これは当時テトリスに激ハマりしてた母が
買ってたような気がする。
このテトリスは対戦ゲームで消せば消すほど
相手に変な形のブロックが降ってくるという
面白い仕様。
意外とそういうお邪魔ってないよね。
さらになんとストーリーモードもある。
ミッキーミニードナルドグーフィーの4シナリオがあって、偶然不思議な石を見つけたことからそれを狙うピート一味と戦うお話になっている。
ピート一味は
・ピート
・ビッグバッドウルフ(3匹の子豚の狼)
・ウィズル(ロジャーラビットの悪いイタチ)
の3名で構成されてる中々レアな組み合わせ。
ビッグバッドウルフはタキシード着て妙にカッコいいんだけど、原作でスーツ着てたウィズルが
ダボダボパーカーにニット帽というストリートギャングみたいな姿になっているのは何があった。
ディズニーランドでウィズル見たときは別イタチかと思ったぞ。
原作イタチ。カッコいいけど普通に人殺します。ヒップホップなイタチ。自分を取り戻せよ。
それでは最後にビッグバッドウルフ戦のbgmを
紹介します。これがもうめちゃくちゃカッコよくて好きなので是非聞いてください。
このおかげで『ウルフかっけえ』と憧れたぼくはお遊戯会で狼の役を率先して行い、10年後にはコスプレをするようになりました。