昆布ジャムへの道④ 変わりたくなければ変わらなくてはならない | 昆布ジャム YokotaNoo konbu ( Peace@table)

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(一社)日本昆布協会 2015年度昆布大使山中陽子が北海道のおいしい昆布で昆布のジャムを作りました。

変わりたくなければ変わらなくてはならない


 こんにちは。

来てくださってありがとうございます。
 
今日は朝から「変わる」というキーワードたくさん目ににします。
 
実は、2006年に外の仕事に出る数年前、3年ほどタイのバンコクにすんでおりました。

そのころは三人の子供も小さく、楽しく暮らしておりましたが、バンコクから帰ってきて、子供も小学校時代を終えつつあるなかで、なんとか自分の人生をつかみたいという焦燥感を感じたり、家族、家庭のなかに自分の喜びを見つけられなくなりそうな気分になったりするようになりました。
また、バブル崩壊もいよいよ本格的に影響し始め、これまでのような家庭的な生活圏内とどまりたいと思っても経済的な危機に襲われたり、自分が変わりたくなくても周囲がどんどん変わっていってるような気がしていました。

変わりたくなければ変わらなくてはならない

子供もいつまでも幼稚園、小学生ではないし、学校選びも含めてどう考えるのか?を親も問われる時期になってきていました。

更にはお医者様にも少し早いといわれながらも更年期的な症状が始まり、自律神経失調や抑うつ状態にずどーんと突入し、本当に心身ともに辛い40代が始まったのです。

具体的な目標は何もなかったけれど、とにかく外へ出ようと社会にに出て、再就職して頭を打たれ、できない自分、衰える自分、を知ったことは、可能性がなくなるという侘しさと逆に可能性を絞られて初めて気持ちの焦点が合うというか、できることをやる!という気持ちになれたような気もします。

できること、というのが自分の姿として描いていた夢とちがったり、若い頃にはつまらないと思われていたことでも、別にかまわない・・・

などと、敢えてこだわるのは高学歴女子(というほどではなくただの四大卒ですが、高校までは地元の進学校のおちこぼれで、実力無くても無意識ながらプライドは高かったのでした)にありがちな学歴、職業にたいするコンプレックス。こんなことでは恥ずかしいという偏見、親や周囲の評価を気にする見栄や弱さですよね。
そんなものに縛られていた自分を見つめ、そこから自分を解放していく作業は、家族との関係も変えていったように思います。

そういう意味では、若いときの方が可能性も無限大だけど不安も大きいですよね。
ひと年取ってって何かしよう、という方が経験も技術も何がしかの資金とあって、覚悟をもって地に足が着いた出発となるようような気がします・・・けど、私は可能性が絞られただけで、何の経験も技術もお金もなかったのでした!びっくり

なんだか疲れましたね。
お茶にします?


先週末から月曜日まで丁度奈良、京都にいっておりました。
地震、驚きました。
幸い私の周辺ではさほどのことはありませんでしたが、大阪方面、被害が少ないことをお祈り致します。

昆布・・・なかなか出てきませんね。