ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。 | アディが見ている・・・

アディが見ている・・・

体重7キロのちっちゃなフレンチブルドッグの女の子。
しかしその実態は・・・MAX食いしん坊!!

ロックの事はわかってるつもりだった、、、

だから、本当にごめんなんだけど、嫁が福山雅治を聴いている時も
友達が、けいおんの音楽を聴いている時も

「かわいそうだなぁ、つまんねえ音楽聴いちゃって、、」

とか思ってた。

本当にごめんなさい。(両方のファンの方々、本当にごめんなさい。)
m(_ _ )m
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

つまんねぇ音楽しか知らなかったのは僕でした。

Live and Dangerous: +DVD/Thin Lizzy

¥3,219
Amazon.co.jp

シン・リジィは知ってました。
ただし、認識を間違ってました。
徹底的に間違ってました。

このアルバムを聴く前のシン・リジィ(フィル・リノット)の認識。

「昔1曲ヒットして(The Boys Are Back In Town)その遺産で
食っていた所に昔のよしみでゲイリー・ムーアに声かけられて
コラボしたら、それがそこそこ売れた人。」

ぅあああああああぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~!!!

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!

ファンの方々、関係者の皆さん、というか

世界にごめんなさい!!
m(_ _ )m


たまたまyoutubeで、「Out In The Field」を見ていて、
「やっぱり、スパロボのオープニングは完璧にパクってんなぁ~~」
とか思っていたら、英語の書き込みで

RIP Gary

って、書かれていたので「エッ!!」ってなって調べたら
ついこの間、亡くなったとの事。

56歳か~、若いな~~~とか思いながら
動画のリンク先で、シンリジィを見ていたら

「あれ???」

と、思いだした。

前述の「The Boys~」が昔聴いたときより
数段かっこいいのだ。

「あれれれ???」

そのままアマゾンへ。
僕は、なにか特殊な事情が無い限り、ベストアルバムは
買わないので、(あれはアーティストのものではなく、レコード会社の物。
というか、アーティストはその時その時の自分の「ベスト」を
アルバムにしているはずなので、ベストアルバムはいらない。)
知らないバンドの音を買う時には
ファーストかライブアルバムにしている。

ファーストは、アマチュアの時に溜めに溜めていた思いや
勿論曲も選びぬいて出すので、いいに決まっている。
よく「ファーストを越えられない」まま引退するバンドがいるのも
こういう理由から。

ライブアルバムは、よほどいいライブができた時しか出さないし
(まず前提として、へたくそなバンドは出さない)
ファンと自分たちの思い入れが混じった曲構成になるから
(真の意味でのベスト)そこを見るのも微笑ましいので、
ライブアルバムがある時は、ファーストよりも
そちらを優先する。

で、上記の「Live and Dangerous」を聴いた時の
僕の心象風景を、アディさんに演じてもらいました。

$アディが見ている・・・

おっさんの落ち込んでいる姿なんか
絵に描いてもしょうがない、と思い
アディさんに出演してもらいましたが
描いてて可哀想になってきちゃいました。
(;^_^A

車の中で聴いてたんですが、ショックすぎて
かかってきた電話も切り、上記のような心理状態で
体の穴という穴から何かが飛び出してくる感じ。

最初に衝撃。
次に焦燥、焦燥、焦燥
そして落胆、、、、

「俺は18歳の時に、コレを聴く機会があった、まぎれもなく
あった。
その時は、フィルも生きていた、、。
生きていたんだ、、、」

仕事中にもかかわらず、自責の念が押し寄せてきます。
若い時のペラペラな判断基準で、重要な物を
脇に押し寄せてしまった自分。

モトリークルーやその他のバンドの派手な音や外見に
翻弄されて、最も大事な音の部分に耳を寄せられなかった自分。

焦燥、焦燥、、、、

でも待てよ、、
本当に18の時にコレを聴いてよかったのか???
もしかしたら聴いた時点で、逆に絶望しなかったか???
まっとうにロックをやるならば、これ以上は無理だ!と
逆に落ち込んで、何も聴けなくなったんじゃないか???

そうだ!出会いは必然だ!
42になって、18の時よりは多少、感情が打たれ強くなっている。
いや、違うな。
「感情の許容範囲が上がってる。」
今だから、逆によかったんだよ、うん。

その時の心象風景

$アディが見ている・・・

気づけた事に乾杯。
これからシンリジィのアルバムを
集められる幸せに感謝。

今まで、僕は自分の中での
「一番好きなバンドは誰???」
というセルフ質問にハッキリと答えられませんでした。

「う~~ん、日本ならbump of chicken、海外ならポール・ウェラーか
スティングかなぁ、、、」

そう、かなぁ?でした。
今の3つのバンド(僕はアーティストを基本、バンドと呼びます。)
に、それぞれちょっとずつ足りない所があるのが
わかっていながら、それがなにかわからず
それでもいいや、かっこいいし。

と、深く考えもせずに聴いていました。

わかった、もうわかった。
なにも足りなくないものがここにあった。

それを喜ぼう。
素直に喜ぼう。