「生産の町」取り組み紹介…金沢・標津町長を講師にリレー講座
札幌大主催の北海道市町村長リレー講座(道、道市長会、道町村会後援、読売新聞北海道支社協力)が23日、札幌市豊平区の同大で開かれた。今年度初回の講座で、標津町の金沢瑛(あきら)町長(62)が講師を務め、水産、酪農を柱とする「生産の町」としての優位性を生かした取り組みについて講演した。
金沢町長は名産のサケやホタテについて、徹底的な衛生管理を行う「地域HACCP(ハサップ)」を2000年度から全国に先駆けて実施、推進していることを紹介。「大量の氷を使うなど、鮮度の保持にコストはかかるが、食の安全、安心を確保する取り組みとして市場、消費者の評価も高まっている」と語った。
道内の市町村長がリレー方式で講師を務めるこの講座は06年度から始まり、今年度も6回開講の予定。一般市民も聴講できる。次回は30日午前10時40分から泉亭俊彦・当別町長の講義が行われる。
(2009年6月24日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090624-OYT8T00053.htm