「生産の町」取り組み紹介…金沢・標津町長を講師にリレー講座



札幌大主催の北海道市町村長リレー講座(道、道市長会、道町村会後援、読売新聞北海道支社協力)が23日、札幌市豊平区の同大で開かれた。今年度初回の講座で、標津町の金沢瑛(あきら)町長(62)が講師を務め、水産、酪農を柱とする「生産の町」としての優位性を生かした取り組みについて講演した。

 金沢町長は名産のサケやホタテについて、徹底的な衛生管理を行う「地域HACCP(ハサップ)」を2000年度から全国に先駆けて実施、推進していることを紹介。「大量の氷を使うなど、鮮度の保持にコストはかかるが、食の安全、安心を確保する取り組みとして市場、消費者の評価も高まっている」と語った。

 道内の市町村長がリレー方式で講師を務めるこの講座は06年度から始まり、今年度も6回開講の予定。一般市民も聴講できる。次回は30日午前10時40分から泉亭俊彦・当別町長の講義が行われる。


2009年6月24日 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090624-OYT8T00053.htm

1兆円の「お得感」

何だろうと思いましたか?

1兆円のお得感っという記事がありまして

^^見てみましょう

2009年4月21日 朝日新聞

 誰でも一度は食べたことがある身近な食べ物、ハンバーガー。米国のアポロ計画で生まれた技術が使われています。

 「HACCP」(ハサップ)と呼ばれる食品衛生管理法がそれ。宇宙食に細菌などが混入して食中毒を起こさないよう、NASAなどが60年代に編み出した方法で、食品の原料から製造、出荷などの重要な工程を監視・記録します。ハンバーガー以外の食べ物や飲み物にも応用され、今の私たちの暮らしに役立っています。

 こうした技術の転用を「スピンオフ」と言います。日本も「きぼう」の開発を通じ、極限環境の宇宙で人間が生きるための「安全工学」の経験をたくさん積んだと言われています。一方、投じたお金は維持費を含めて約1兆円。この価値をはかるのは難しいですが、得られた経験を元に、ロボットや安全に自動運転できる車の実現につながれば、「お得感」が出るかも知れません。

 そこまで大きな技術ではありませんが、私が今回注目しているのは、ISS内で飛行士が着る「宇宙普段着」。米国の飛行士たちは着心地に対しては無頓着らしく、某大手通販のカタログの中から選んでいるそうです。

 一方、日本が開発している服は、縫製や素材などを工夫し、無重量状態でも動きやすく、汚れにくい特注品。08年の土井隆雄さんに続いて、若田さんも長期滞在中に着ることになっています。

 研究している日本女子大の多屋淑子教授は「将来はスポーツや高齢者向けにも応用できれば」。スピンオフして、一般向けに安く市販されるのを期待しましょう。(高山裕喜)



もっと詳しい情報は以下のウェブサイトで


株式会社 環境コントロールセンター


HACCPハサップがまたこういうところにも使われていますよ。

^^

知らなかった人コメント残して:)


弘前市の学校法人柴田学園(柴田誠造理事長)が運営する東北女子大学(小澤熹学長)の新校舎起工式が30日、同市清原の建設予定地で行われ、関係者が工事の安全を祈願した。新校舎は2010年6月に完成予定。
 現校舎(1969年建築)の老朽化を受けて建築する新校舎は、五階建てで延べ床面積は約1万3千平方メートル。建物全体の規模は現校舎に比べ、約1・5倍になるという。
 特徴は、HACCP(ハサップ・食品衛生管理)の概念に基づいた栄養士養成のための調理実習室や学生が集まる図書室、多目的ホールを広くしたこと。ほかに講義室や礼法室、ピアノの練習をするためのピアノボックスなど、学生が学びやすい環境を整備する。
 起工式には大学や工事関係者ら約30人が出席。祝詞奏上の後、柴田理事長ら関係者がくわ入れなどを行い、玉ぐしをささげて工事の安全を祈願した。
 柴田理事長は「学舎新築は長年の念願だった。これからの工事が安全で無事に済み、立派な学舎が完成するよう祈っている」とあいさつ。施工・監理を担当するマルノ建築設計の野澤武代表取締役は「無事故・無災害で、期待に沿える建物を造っていきたい」と話した。



陸奥新報



真ん中のHACCPがありますね。

こういうふうに世の中に捉えられていますよ。

これは読売オンラインからの記事です。

少し古いけど、大丈夫!

乳製品全般は全国初


ISO22000の認定証を手にする原社長(左)

 四日市酪農(四日市市黒田町)は、牛乳や発酵乳など菰野町の工場で製造しているすべての乳製品について、食品安全基準で最高のレベルとされる国際規格「ISO22000」の認証を取得したと2日、発表した。乳製品全般にわたる取得は全国初という。同社は「産地偽装や化学物質の混入など、食の安全や信頼を脅かす事件が相次ぐ中、安全管理の徹底が社会的責務と考えた」としている。

 同社は酪農農業協同組合として1952年に設立、05年4月に製造部門が有限会社として独立した。牛乳と発酵乳のほか、乳飲料や、アイスクリーム、バターなど乳製品を製造しており、生乳の生  産量は三重県内の約1割を占めている。

 病原性大腸菌「O157」による集団食中毒や、海外でのBSE(牛海綿状脳症)発生などを受け、99年3月に発酵乳製造部門で高度な食品衛生管理システム「HACCP」を取得。04年4月には、牛乳パックの記号と製造年月日から生産農家や流通経路が分かる「トレーサビリティー・システム」を導入した。

 07年度からはISO22000取得を目指し、食品安全マニュアルや衛生管理規定の作成、製造や配送などでの高度な安全性の確保に取り組んできた。

 原次男社長は「遺伝子組み換えをしていない飼料で牛を飼育するなど、未知のリスクにも配慮してきた。今後も安全性を担保した製品作りにまい進したい」と話している。

 県内ではほかに、井村屋製菓(津市)が今年1月、アイスクリームや和洋菓子などで同規格の認証を取得している。


2009年3月3日 読売新聞)


さすが、食べ物にはいろいろ気をつけなきゃならないので、

食品安全基準最高規格 四日市酪農が認証取得 : 環境・生活 : 中部発 : YOMIURI ON

大阪日日新聞の記事です。

HACCPについて、書かれています。

どうぞ!



産地偽装など食品の安全性に対する信頼を揺るがす事件が相次いだのを受け、大阪府は「大阪版食の安全安心認 証制度」をスタートした。食の安全確保に取り組むまじめな飲食店や食品メーカーを第三者機関が認証し、食の信頼回復を図るのが狙い。四月から申請を受け付 けており、近く第一号が認証される見通しだ。

認証マーク「大阪育ちのこころちゃん」

 制度は、廃業した料亭「船場吉兆」による産地偽装や料理の使い回しなどが発覚したのをきっかけに創設。事業者が「消毒せっけん液を備えた手洗い施 設がある」「消費者からの相談窓口を設置している」など衛生管理やコンプライアンス(法令順守)に関する七十項目を自主点検し、八割以上をクリアすれば認 証機関である大阪食品衛生協会、大阪外食産業協会に申請する。

 認証機関は書類や現場での審査を行い、実際に八割以上の項目が適正であれば認証マークと認証書を交付。マークは店の入り口や店内などに掲示し、消費者は食の安全に積極的に取り組んでいる店を選んで利用することができる。

 府食の安全推進課によると、食の安全を確保するための認証制度は二十を超える自治体で導入しているが、HACCP(総合衛生管理製造過程)など高度な衛生管理を求める例が多いという。

 同課は「府民が利用する身近な施設を対象としている点が、府の制度の特徴」と話している。

 認証マークは、テレビで活躍する料理人の林繁和さんがデザイン。愛称を府民から公募した結果、百七十二点の応募があり、「大阪育ちのこころちゃん」に決まった。

 食博覧会・大阪の会場で二日に行われた愛称募集の表彰式で、橋下徹知事は「大阪は食の都であり、食文化を発展させないといけないが、大前提は安全安心。このマークを見掛けたら、安全・安心ということ。マークを信じて、大阪の食文化を発展させてほしい」と呼び掛けた。



週刊大阪日日新聞 からもってきました


また、株式会社環境コントロールセンター でもっと詳しい情報を

新しくブログを作りました。

私はたっきです。

ハセップHACCPに興味があり、

それについてこのブログにいろいろ掲載していきますので、

今からどうぞよろしくお願いします。

HACCPハセップとは食品を製造する際に工程上の危害を起こす要因を分析しそれを最も効率よく管理できる部分を連続的に管理して安全を確保する管理手法。