秋を求めて西へ滝旅 #26
三次市の品の滝から国道、県道を南下して三原市へ。道路脇の滝を訪れました。
ここかな?
名板もありました。
流天の滝
よく見えないのでトゲの草?にまみれながら斜面を下りようとしたのですが、ちょっとしたトラブルがあって諦めました。
ビュンビュン飛ばした車が往来します。
観音の泪
落差は数メートルの、まさに泪の小滝です。
直ぐ隣(徒歩50歩くらい)にもう一つ滝。
焼御堂の滝
車道沿いの沢にある三段の滝。雨の後には見栄えのある滝になるようです。
少し走って路肩に停めて、柵の切れ目の車道から脇道に入ります。
橋から上流を見れば滝があります。
どんどの滝
両岸とも深い岩棚の渓谷で、豪快に水を落とす滝。橋の上からの遠望になりますが。
次の滝への移動の時。
県道25号線から国道2号線三原バイパスへ。合流するバイパスはトンネル出口になっていました。車が連なって走行してくるので合流できず、一時停止して途切れるのを待っていました。何台も続くトンネルからのヘッドライトが途切れたのでグイッと合流したら、無灯火の車が続いていてあわや衝突されそうになりました。優先はあちらなので非はこちらなのですが、トンネル無灯火運転ってどうなのでしょうか。しばらく煽られたので相当イラッとしてました。
そんなこんなでこの日の最後の滝に。
県道55号線から藤井川沿いの道で高平ダムを目指します。途中から未舗装となり今回の滝旅では上位に入る難路•狭い道でした。
やっとのことで駐車場に到着。時間は16:00。
中国自然歩道。ろくすっぽ見ないで急いで出発。
この辺りからダム湖の対岸に見えるハズなのだけど……見えない。
桜滝への分岐。滝まで125mと表示。
アップダウンは無いものの、落石が落ち葉に埋まっていて歩きにくい。
そろそろ滝の気配。
滝らしきが見えたけど、あれかな?
桜滝
あれでした。落差50mの滝ですが水は滴る程度でした。
それも現実の姿を受け入れます。滝つぼにも行けそうでしたが、何しろ時間が時間だけに諦めました。
分岐まで戻って先に進みます。
少し進むと案内板がありました。
導かれるように鉄の階段を降りていきます。
彭祖の水
岩壁の形、水の流れ方など素敵な滝です。滝の右側に水の樋があるので「彭祖の水」となっています。
小滝が連なる沢。
盗人の釜。いろいろと見所がありますが滝に集中します。
沢沿いの道はゴーロみたいで歩きにくい。
滝への分岐、滝まで再び125m。
この滝の絵はよく書けています。
16:30過ぎ、滝に到着しました。
彭祖の滝 ほうそのたき
落差30mの段瀑です。夕闇が迫る滝は少し心細いけど、あまり見慣れない姿なので新鮮でした。
水は少な目なこの日。雨の後はこの岩いっぱいに水が広がって落ちるようです。
浅い滝つぼでも暗くなると吸い込まれそう。
岩壁の形や色が良い感じです。
落ち口の向こう側は……
自然の豊かさを感じる滝つぼと滝前空間。
夕刻の滝の姿を楽しみつつも、長く滞在できずに帰路につきました。
一応、ヘッデンはあるものの谷間はみるみる暗くなり始め、焦って大急ぎで駐車場に戻りました。
まずは一刻も早くこの林道から離脱しなければ。
日が暮れて暗い中で沢靴を脱いで行動終了しました。そして、この日の夕飯のために三原市から福山市へ移動します。
かつ処 豚笑
とんかつの高級店。店主が全国から探した銘柄豚のとんかつを食べさせていただけるお店です。
極厚ロースカツ250g。今まで沢山のとんかつを食べてきましたが、屈指の美味しさでした。ロースはこうでなくては……と思えるとんかつ、更に、お通し、ご飯、サラダ、ソース、塩、胡麻、ドレッシング、豚汁、店内の雰囲気、あと接客、もう何をとっても優勝です。
神辺天然温泉 ぐらんの湯♨️
利用するのは三度目のリピートです。
露天風呂に浸かりながら、いつもとは違う気持ち。家を出てから15日、序盤に滝友さんとご一緒したものの、あとはずっと一人で滝めぐり。人と話すのは、コンビニと食事処と日帰り温泉のスタッフさんという毎日。朝、ふと「寂しさ」を感じていました。
自分の性格上、人恋しくなるのは意外です。湯舟で気持ちを整理した結果、予定を1日早めて帰ることにしました。
【まとめ】
◯2025.11.12 ひとりで。
◯天気は晴れ。
◯三原市の県道沿いの滝に会う。
◯夕刻の桜滝、彭祖の滝。
◯ともに豊水の姿を滝前で想像。
◯訪れた滝
○流天の滝:広島県三原市
○観音の泪:同上
○焼御堂の滝:同上
○どんどの滝:同上
◯桜滝:同上
◯彭祖の水:同上
◯彭祖の滝:同上








































