春はトロッコ列車に乗ってつづき
養老渓谷観光センターから電動アシストで走ること約10分、水月寺の入り口を少し過ぎたあたりに大きな駐車場がありました。
係の方に声をかけて駐輪させてもらい、ここから養老渓谷滝めぐりスタート
滝めぐり遊歩道の案内板があちこちあるので安心です。
最初に幻の滝(有料)があります。
前日に雨が降り、滝の前まで降りる階段が滑って危ないから今日は上の観爆台だけだよ、とお店の方。だから100円(通常200円)とのことでしたが、そうかー観瀑台までしか行けないかぁ…と止めてしまった。
でもケチらず観れば良かったと今は大後悔
迫力あっただろうなぁ…。
ここからグーンと階段を降りて遊歩道へ。
前日の雨効果で川の流れに勢いあり
わー、とっても瑞々しい
この方にも名前が付いているのかしら
あちこちから水が流れ落ち、滝となっていました
…だけど昇竜の滝は見逃した 残念
養老渓谷、新緑が映えますね。
歩いていて気持ちいい
遊歩道沿いには可愛い花も咲いていて、どんどん気持ちがアガります
万代の滝(ばんだいのたき)
わわっ、なんとも勢いのあるお姿
千葉の滝は高い山がないせいか水量控えめの滝が多いです。
こちらも以前訪れたときは滝のすぐそばまで行けたけど、今日はムリ。
だけど滝風が吹いて飛沫が舞って、素敵…
パパさんは、ひょんぐったあたりが気に入ったみたい。なかなか目の付け所が良いね
さすがGW、多くの方が訪れていました。
「滝、すごいじゃん」なんて声が聞こえると私の方が嬉しくなってしまう
千代の滝
遊歩道に流れ込む沢の奥にありました。
ちゃんと流れている姿を観るのは初めてで、思わず「きゃー」と大興奮
…が、このあたりから不穏な雲が
午後は雷雨の予報が出ていたからなぁ。
粟又の滝(あわまたのたき)
雨が降りそうだからなるべく急いで…と言ってる私が一番立ち去れない
今まで訪れるタイミングが悪く、こんなに水量のある粟又の滝は初めてだったので、つい足が止まってしまうのです。
もうちょっと…と寄り道している間に大粒の雨が
ギリギリセーフで東屋に入り、しばし雨宿り。
幸い20分ほどで雨が止み、日が射してきました。
せっかくなので、この先にある、まだ未訪の金神の滝へ行ってみよう
この後は完全にリサーチ不足。
ちゃちゃっと下調べした感じでは、日帰り温泉の敷地内にあって迷うことはなさそうだ、といい加減に考えていました。
目に入ったこの案内板の通りに歩いたけど…徒歩15分以上かかったような…ところどころに含蓄のある言葉が。
そしてここで立ち止まる。
これが…金神の滝… 15分くらい歩いたけど。うーん、これ かな
モヤモヤしたまま先へ。
やがて水の流れ落ちる音が聞こえてきました。
この土地独特の川まわしの滝。
でも金神の滝ではないねー…。
金神の滝疑惑でモヤモヤしていたこともあり…。
洞窟から流れ落ちるところをもう少し近くで観たい、と寄り過ぎたところでズルっと…
危うく川へ落ちるところでした
子供たちにこっぴどく叱られて、なんとなく全員テンション
パパさんが気を利かせて「ちょっと休憩しよう」と提案してくれました。
ここ、「滝見苑けんこう村 ごりやくの湯」の敷地内なのです。
その中にある「山里のかき氷 山猫」でひと休み。
家族がかき氷を注文する中、私はソフトクリーム。
そして店内に貼ってあった敷地案内図をガン見。
金神の滝の場所を確認して…。
ささっとソフトクリームを食べたら母はひとりで行ってきます
子供たちは「滝はいっぱい観たからもういい」だって。かき氷を食べながら待っているそうです
…ソフトクリームのお味 ええ、美味しかったですよ。←本当です
ちなみに、写真の案内板の通りに歩くと山を越えるコースになります。もっと楽なコースがあるので、良い子の皆さんはちゃんと下調べして行ってくださいね。あわてんぼうの私はしっかり山を越えてしまいました (注 大した山ではありません)
山を登って、下って、ようやく水の音が…。
鳥居の向こうに…わわっ
金神の滝(こんじんのたき)
正直に言いますが、そんなに期待してなかったのです。天候次第で「水が流れてない」なんてこともザラにあるようなので。
でも、見くびってました。
なんて素晴らしい
落差35mあるそうです。
新緑と初夏の日差しを浴びてキラキラ輝いていました
これも前日の雨のおかげ。最高の日に来ることができたんだなー
こんな素晴らしい滝を観ないなんてもったいない と、早速パパさんに電話。
パパさんの反応は「まだかき氷食べてるんだけど…」とイマイチ。でもLINEで写真を送ったら次女が喰らい付いた
パパさんから「食べ終わったらみんなで行くよ」と言われたけど待ってられず、迎えにいくことにしました。
鳥居の前に敷石が敷いてあり、養老川沿いに遊歩道が続いていました。
それを歩いていったら、なんてこと
山を越えずに、あっという間に「山猫」に着いた
合流したパパさんから「滝まで近いんだねぇ」とにこにこ笑顔で言われて、なんだか複雑な気分…。
でもね、家族みんな「わー、すごい」と喜んで
くれたから嬉しかったな
こちらは「知恵の穴」で、滝の水が養老川に流れ込むトンネルです。
ここをくぐると知恵がつくらしいけど…この水量ではそのまま川へ流されそうで、くぐれる気がしない
それに知恵はつかなくても素晴らしい滝に出逢えたから、それで良し
本日の滝めぐりはこれにて終了
電動アシストを停めた駐車場まで歩いて下ります。
帰りは「ごりやくの湯」の入り口から車道を歩いたけど、こちらの方が断然近かった。次また訪れるときは車道を歩こう
車道から眺める粟又の滝。
新緑が額縁みたいです いいねぇ
駐車場まで戻ったら、電動アシストで駅まで快適に下る〜
先頭を走っていた長女、快適すぎて駅に気づかず、そのまま坂道を下ってしまった
追いかけながら、おおーい と叫んで呼び止めた場所に、もうひとつ滝がありました。
道路からだと草木でよく見えなくて。
若干、荒れている道を下りて滝の近くへ。
2段の滝です。
このスパッとした段瀑は自然のもの 人口のもの
…でも周辺からなんとも言えない嫌な臭いが漂ってきたので、あまり確認せずささっと引き上げてしまいました。
無事に駅に戻り、電動アシストを返して帰路につきました。
日帰りの小旅行でしたが、トロッコ列車と、サイクリングと、瑞々しい滝に出逢えて楽しかったです
このあたりは紅葉の時期に訪れたいと思っていたけど雨上がや雨量の多い時期もいいですね。
養老渓谷周辺、まだまだ行きたいところがあるので、また遊びにいこうと思います
おしまい