海上の北陸道と陸上の日本海ひすいラインに挟まれた国道8号の歌高架橋。今回、並行して造られた新橋に切り替わる(画像:国土交通省北陸地方整備局)。

新潟県西部の親不知(おやしらず)に位置する国道8号「歌高架橋」が、2017年3月20日から新しい橋に切り替わります。「塩害」による損傷が激しく、架け替え工事が進められてきました。

■国道8号の9橋で対策進む

 国土交通省北陸地方整備局は2017年2月27日(月)、架け替えを進めている国道8号「歌高架橋」(新潟県糸魚川市)で、3月20日(月・祝)から新しい橋の使用を開始すると発表しました。

 歌高架橋付近は断崖絶壁が海まで迫り、交通の難所「親不知(おやしらず)・子不知(こしらず)」として知られている区間です。現在も国道8号やえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインは狭い海岸にへばりつくように、またトンネルなどでこの区間を通過しており、1988(昭和63)年に開通した北陸道はトンネルのほか、海上を高架橋で通過しています。

 このように海岸線沿いを走る国道8号では、橋が長年、潮風にさらされ、コンクリートがひび割れたり、内部の鉄筋がさびるなどの損傷が確認されています。特にそれらが激しい9橋については、架け替えなどの根本的な対策を実施。2015年度までに両鬼橋、能生大橋、筒石橋、青海跨線橋の4橋(いずれも糸魚川市)について、対策が完了しています。

 歌高架橋(現橋)は1975(昭和50)年に架設された長さ991.6mの橋です。今回、より陸側の新橋に切り替わりますが、工事はその後も継続。8月10日(木)までの期間においては、約200mにわたる区間で片側交互通行が行われる予定です。


親知らず、子知らず、一度だけ訪れたことがあります。

合唱曲で知った場所です。

断崖絶壁の難所。昔は通るのが命がけだったのだそう。

確かに断崖絶壁で、そこに海にせりだ有料道路や国道が通っているスゴイ場所です。


合唱曲『親知らず子知らず』
断崖絶壁の道を親子が通る内容。

『荒磯(ありそ)の 岩陰(いわかげ)に
こけむした地蔵が
かすむ沖を じっと見つめている

子を呼ぶ母の 子を呼ぶ母の
叫びが聞こえぬか
母を呼ぶ子の 母を呼ぶ子の
すすり泣きが聞こえぬか

子を呼ぶ母の 子を呼ぶ母の
叫びが聞こえぬか
母を呼ぶ子の 母を呼ぶ子の
すすり泣きが聞こえぬか』

こうして始まる合唱ですが、とっても切なく哀しい曲です。でも、いい曲です。
ちなみにわたし、歌いました。

立ち止まり、その景観に昔の思いを馳せてみてはいかがでしょうか。