鱈
人間のタラレバは苦手ですが食べる方の鱈とレバーは好き。レバーの方は夏、これを食べたら元気が出るのでは、、という養生目的で気になってましたが涼しい風が吹いた途端鱈に気持ちがロックオン。鍋に入れたり湯豆腐に入れたり食べる度に「鱈っておいしいねえ」と、しみじみ言うと「当たり前だろう!」と、自分の手柄のように得意げな道産子夫。年寄りがなんで何度も同じ事言うか鱈食べてわかりましたよ。その度においしいって言いたくなるんですな。これが子供相手に繰り出すとまた同じ事を、とものすご~~~く嫌な顔をされる訳ですが言った事忘れてるのか?と思うんでしょうな。忘れたんじゃなくて言いたいんだって。何度でも何度でも言うのが推しへの愛とか対象が人間とならず今や鱈のおいしさとかそういう事言いたい。他にもお米のおいしさとか豆腐のおいしさとかなんか言いたくなる。対象食品が地味。共感してもらうとよりおいしい。ところでこの秋に初めて気付いたのですが鱈を料理した翌朝の台所まだ鱈の匂いが感じられるんですよ。鱈ってこんなに匂い残ったっけ?鱈への愛が高じて敏感になったのか??