コーンポタージュの恋〜最終話前編〜 | ケンゴログ

ケンゴログ

適当にブログ書きます←



17時 某駅にて待ち合わせ。





予定より早く着くように家を出た私は、少し緊張していた。


いつもなら、この時間はもうホールの中でサラリーマン番長を打っていると思う。(真顔

でも今日はゆうちゃんと2人だけの送別会。

「なにか」が起こるかもしれない送別会。


緊張しない訳がない。






16時45分 到着。



ゆうちゃんはもうそこにいた。



謙 ちょwゆうちゃん早すぎですよww


 うん、寒くて死にそう(白目



会社では見れない、ナチュラルな化粧をしたゆうちゃんは少し艶やかに見えた。

(会社内は化粧と整髪料等禁止)




謙 どこで食べるんですか?


 ここから30分歩いた所にある焼き鳥屋さんね


謙 !?!? 焼き鳥なんですねw


 謙ちゃんが好きそうなとこにしといたの(真顔


謙 はい間違いなく好きです(真顔




徒歩30分の距離にはあえてつっこまなかった。

そもそも。私はまだそんなにお腹が空いてない。




 今日の焼き鳥屋さんはねぇ


と、美味しい鍋があることやオススメの串

一品料理も美味しくてよく行っていたという。



謙 僕、ディナーのコース食べるんだと思ってました←


 そんなとこあたしだって行ってみたいわw


 っていうかさ、


ゆうちゃんが急に真面目な顔で私を見る。





もういいじゃん、敬語つかわなくても、さ。



昔から敬語使うなって言ってくるゆうちゃん。

でも私は、それを拒んできた。

地元の方言が漏れるから←



謙 しかし断る(真顔


 それを断る(真顔


謙 さらに断る(真顔


ゆ (´・д・`)バーカ




最後だし、本人の希望に添うのもいいかなと思ったが

やっぱり真稔は貫いた←









17時25分  お店到着。






テーブル席に案内されると

ゆうちゃんの名前の置き札があった。



とりあえず飲み物の注文をして

私はメニューを見ていた。



 あっ、最初の料理はもう頼んでるからね


謙 そうなんスね、楽しみです!




生ビール2つが届き、

長年お疲れ様でした!!と、乾杯。





唐突に私はゆうちゃんに質問した。


謙 パティシエ…夢だったんですか?




 子供の時からの憧れなの






ケーキを食べる時って、お祝いだったりご褒美だったり

笑顔がそこにいっぱいあるの。

家族のみんなで食べるときは

兄弟で大きい小さいでケンカになったになったりするけどね(笑


中学生の時に

お母さんに誕生日ケーキ作ったら

泣いて喜んでくれてね


喜んでもらえる事が嬉しくて

ケーキ屋さんになりたかったんだ。





ゆうちゃんの本心。


20代後半でも夢を追いたい。

大手企業を辞めてでも構わない。

後悔したくない。



 まぁ、お金貯めるためにこの会社に応募したら

   奇跡的に採用されちゃったんだけど(笑


謙 え?いくら貯まったんですか?(真顔


 (´・д・`)バーカ

   






専門学校とはいえ、

新卒から入学してくる事が多いし

年代のギャップに負けないで頑張れ!

応援します。

と言うと、ありがとうと返すゆうちゃん。




出てきた料理を半分ほど食べたばかりだが


ゆ (´・д・`)フゥ


と、息をつくゆうちゃん。



謙 もうお腹いっぱいですか?


 ううん、違うよ。違うの。。








私は、「え?まさかこのタイミングで告白されるの?」

と内心ドキドキしていたのだが


ゆうちゃんの口から驚愕の言葉が発せられた。






































あたし、妊娠してるみたい。












謙 (;゜0゜)



はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa?????????














続く←