広島のデパート福屋で開催されている「アートな介護」のイベントに参加してきました(^^)
アートな介護の開発商品の展示や販売、医療・文化・生活それぞれのジャンルで活躍されている方々のセミナーも毎日開催されます。
(7月11日から17日までの福屋美術画廊で開催)
弊社社長高橋が関わっていることもあり、事前に話を聞いてはいたものの、聞くと体験するのでは大違い。
「アート」というと何となく、日常と切り離された高尚な活動をイメージしていたのですが、
介護をする、される、という日常を豊かに彩る工夫がされた開発商品の数々を見て、
暗くしんどくなりがちな介護の日常こそ、色彩や暖かさ、味わいといった感覚をすくい取り大事なのだと痛感しました。
アートが介護される人の生きる支えにまでなるし、介護する人をも救うことなんだなー
例えば、
じゃーん、これはなんでしょう?
美しい着物柄のパズルなのです。
認知症が進むと、これまで理解できていた目の前のモノが何かわからなくなったり、
今までできた動作ができなくなったりします。
単なるリハビリではなく、こんな美しく郷愁を誘う柄のパズルだったら、手先を動かすのも楽しくなります。
これは鍵がたくさんついている箱です。
人はなじんだ動作をすることで落ち着きを取り戻します。
特に男性は鍵を開けたり締めたりというメカニックなことをすると心が安定してくるそうです。この箱はそのためのグッズ。
機能的かつ工芸品としての美も備えています。
女性の場合の安定グッズはエプロン。ちょうどお腹辺りにポケットがふわモコの動物のモチーフになっていて手を差し込むと温かく包まれているよう。
この風合いを出せるように何度も試作を重ねたそうです。
こんなぬくもりが介護の現場こそ大切なんだなーと痛感しました。
試食もしました、介護食!
プロの料理家の方が吟味した素材で美味しい!!
介護食は栄養が取れればいい、ではなく日常の食事だからこそ、味と手軽さを両立させたという開発者の方の気迫に脱帽です。
ほかにもいろいろな商品がありましたが、共通するのは人の血が通っているということ。見ていて楽しく、触れて気持ち良い!
実は私は「介護」というと、ネガティブなイメージしか持っていなかったのですが、
こういう商品に支えられることで、今後介護の場面に直面してもリラックスして前向きに取り組めそうな気がします。
介護への暗い先入観も減っていく気がするので、今度は両親と一緒に来てみたいと思っています。
「物語を持った美しい道具」があれば、終末期の芳醇な時間を過ごせるように感じました。
クリエイターっていい仕事だな~
アートな介護の開発商品の展示や販売、医療・文化・生活それぞれのジャンルで活躍されている方々のセミナーも毎日開催されます。
(7月11日から17日までの福屋美術画廊で開催)
弊社社長高橋が関わっていることもあり、事前に話を聞いてはいたものの、聞くと体験するのでは大違い。
「アート」というと何となく、日常と切り離された高尚な活動をイメージしていたのですが、
介護をする、される、という日常を豊かに彩る工夫がされた開発商品の数々を見て、
暗くしんどくなりがちな介護の日常こそ、色彩や暖かさ、味わいといった感覚をすくい取り大事なのだと痛感しました。
アートが介護される人の生きる支えにまでなるし、介護する人をも救うことなんだなー
例えば、
じゃーん、これはなんでしょう?
美しい着物柄のパズルなのです。
認知症が進むと、これまで理解できていた目の前のモノが何かわからなくなったり、
今までできた動作ができなくなったりします。
単なるリハビリではなく、こんな美しく郷愁を誘う柄のパズルだったら、手先を動かすのも楽しくなります。
これは鍵がたくさんついている箱です。
人はなじんだ動作をすることで落ち着きを取り戻します。
特に男性は鍵を開けたり締めたりというメカニックなことをすると心が安定してくるそうです。この箱はそのためのグッズ。
機能的かつ工芸品としての美も備えています。
女性の場合の安定グッズはエプロン。ちょうどお腹辺りにポケットがふわモコの動物のモチーフになっていて手を差し込むと温かく包まれているよう。
この風合いを出せるように何度も試作を重ねたそうです。
こんなぬくもりが介護の現場こそ大切なんだなーと痛感しました。
試食もしました、介護食!
プロの料理家の方が吟味した素材で美味しい!!
介護食は栄養が取れればいい、ではなく日常の食事だからこそ、味と手軽さを両立させたという開発者の方の気迫に脱帽です。
ほかにもいろいろな商品がありましたが、共通するのは人の血が通っているということ。見ていて楽しく、触れて気持ち良い!
実は私は「介護」というと、ネガティブなイメージしか持っていなかったのですが、
こういう商品に支えられることで、今後介護の場面に直面してもリラックスして前向きに取り組めそうな気がします。
介護への暗い先入観も減っていく気がするので、今度は両親と一緒に来てみたいと思っています。
「物語を持った美しい道具」があれば、終末期の芳醇な時間を過ごせるように感じました。
クリエイターっていい仕事だな~