世界で活躍された会津の切り絵師
今回のクラウドファンディングのリターンの品である、藤澤忠さんデザインの切り絵の雑貨。三角巾(風呂敷)、巾着、袋、暖簾などいろいろあり、どれかひとつをお送りするような形になります。
藤澤忠さんは、世界でも活躍する切り絵師でしたが、今年8月末廣で行われた『藤澤忠展』を最後に91歳で引退されました。
藤澤忠さんと竹藤の繋がり
藤澤忠さんは、もともと樽屋で、竹藤が竹問屋だった頃、竹を仕入れに来ていました。
そして、職人だった藤澤忠さんは、現在厨房となっている、竹藤の土間のスペースで長い竹を自らが竹割って丸め、樽屋まで運んでいたそうです。
藤澤忠さんデザインの最後の雑貨
そんな、竹藤と深い関わりのある藤澤忠さん。
切り絵で数々の賞を取って来られましたが、普段は切り絵を売るより、デザインしたり、教室を開いていたそうで、ほとんど作品は残っていません。
会津のデザインのものをリターンにしたいと、考えていたので最後の『藤澤忠展』の最終日に会津のデザインの切り絵もなく、雑貨がこれだけだったので、クラウドファンディング用にと思い、全て買い求めてきました。

素人の私が仕上げた切り絵
この唐人凧と、獅子舞の切り絵。
これこそが、藤澤忠さんデザインの切り絵。
デザインの数は、無限に?数えきれないくらいあります。
実は、この切り絵を切ったのは、私。(^-^)v
デザインがいいと、誰でもプロのような作品ができちゃうから素敵。
唐人凧は、体験教室で作ってきたもの。
獅子舞は、そのときデザインの紙を買ってきて、家でカッターナイフで4時間かけてカットしたもの。
竹藤と藤澤忠さんの切り絵
実は…この竹藤の再生プロジェクトを発信していく前、人に頼るのではなくて、自分が考えないと前に進んで進めないと知ったときに、最初に思い浮かんだ1つが、この藤澤忠さんの切り絵でした。
竹藤で、この切り絵の体験ができたり、作品の展示スペースがあったら、素敵だな。と
でも、どのように声をかけてよいのかもわからずに1年以上過ぎていました。
とりあえず、会津まつりに切り絵体験でお願いして、今後を相談したいと思って連絡したら、引退すると言うお話だったのです。
91歳ですので、仕方ないですけどね。(^^;
今後の竹藤と藤澤忠さんの切り絵
『藤澤忠展』の最終日。
藤澤さんの娘さんとお会いする事ができました。
私と同じ立場で、他に嫁いだ藤澤さんの娘さん。「お父さんの作品を残して行きたい」というお話を聞くことができました。
今後の竹藤に藤澤忠さんの切り絵セットを販売したり…。(^-^)今後、連絡を取り合って行けたらと思っています。
とにかく、藤澤忠さんの無数の素敵な作品。
どのように竹藤で販売できるかは、今後の相談ではありますが、竹藤と共に、藤澤忠さんこ切り絵を次世代に残して行きたいと考えています。
クラウドファンディングご支援よろしくお願いいたします。
他にも思いのこもったリターンたくさん用意してあります。
どうか応援よろしくお願いします。