築177年、江戸時代のままの店舗

現在、営業時間は雪障子戸、閉店時はしとみ戸に毎日、開け閉めしています。
江戸時代のままの戸は、全て重く。
全て開けるには、17枚のしとみ戸を上げて、奥から8枚の雪障子を運び、溝にはめなければ、いけません。
開けるのにも、閉めるのにも30分近くかかってしまいます。
4年前に、父が病気をしたあとは、空けることが出来なくなってしまいました。
そこで、特に重い中心の潜り戸があるしとみ戸の部分のみシャッターをつけました。
そして、現在、母が毎日一人で明け閉めしているため、西側のしとみ戸と雪障子は、ほぼ空けずに営業しています。
 
只今、テナントを募集中ですが、明け閉めに時間がかかり、雨風、雪がまともに入ってくる江戸時代のままの店舗では、難しいと思います。ですので、雰囲気を変えずに雨風、寒さをしのげて、明け閉めを楽にする方向で進めています。
 
 
店内には、座売りスペースがあり
江戸時代のままの帳場、机、道具箱が置かれています。
昔のそろばんも父がずっと、愛用して使用していました。
消費税が導入された後からは、レジを使うようになりました
こちらの店も、テナントを募集しています。
できれば、竹藤の名前も残して欲しい、古い店を活かしていただける方が借りていただけたらと考えています。
現在も、まるで江戸資料館のように、店内のあちこちに古いものが残されています