最近は色々な講演会や講習会に

積極的に出席しています。


今日はある講習会に出たときのことを

お伝えします。


会場はほぼ満員でしたが

右隣りに座った人は全くやる気がなく、

講習会の間はずっと携帯電話を操作したり

ゲームをしたりしていました。

また、斜め前に座った人は

講演がはじまる前からずっと寝ていました。


こういう人には、その人なりの理屈があります。

それは

「聞くのか聞かないのかは、私の権利だ」

というものです。


「聞いている側はお客さんだから、

どういう態度をとろうとも勝手だろう」

「講師はお金をもらっているわけだから

聞き手がどういう態度を取ろうが耐えて当然」

というわけです。



ここで、私の意見を真面目に書きます。


買い手と売り手は平等でなければ

健全な購買活動は行えません。

従って、本来

講師と聞き手の関係は対等のはずです。


この平等な関係を構築するための

唯一のお約束は

「仕様と要求を明確にすること」

です。


講習会のテーマ(仕様)は明確でした。

私はこの仕様をよく理解した上で

受講料を支払い出席することを決めました。

従って、聞き手として私が講習会に期待(要求)

するものも明確だったのです。


講習会が始まる前から寝ている人、

講習会の間もずっと聴講以外のことを

やっている人は

仕様をよく理解していないだけでなく

自分が講習会に出席することで目指す

ゴールそのものが明確でないのは

明らかでした。


中には講習会に出席する、

という既成事実をつくることが

目的の人もいるかもしれませんが

聞き手は自分ひとりではないということです。

自分の態度が周囲に与える影響を考えて

初めて権利を主張されたい、と率直に思います。




私はどんな講習会でも

出席するときは感謝の気持ちでいっぱいです。

この講習会に出席しなければ出会えなかった人々。

講習会で聞いた言葉ひとつひとつが

私に与えてくれるもの。

講師と聞き手が平等だからこそ

謙虚にもなれますし、

講師に堂々と質問することもできます。



今年も様々な講習会に出席します!