守られていたな~って改めて思う。


いつもすぐに医者がいるし
物品も薬品も揃っていて
助けて欲しければすぐに誰かを呼べる。


寝たきり患者さんの保清に
1人で入ることなんてない。


訪問看護は看護師1人で患者様の家に
訪問する。



受診をしたほうがいいのか、
様子をみていいかの判断をするために
アセスメント力がかかせない。


急変すれば救急車がくるまで、
物品も薬剤もないなかで
出来る処置を考えてしなければいけない。


保清ひとつするのでも
病院ではあったかいおしぼりタオルを
保温バックに入れて持っていけば
体を拭くことができる。


でも訪問看護では
家庭によって違う
物品の場所を覚えることから始まり
熱いお湯をくんで絞って身体を拭く。


家族さんが手伝ってくれる場合はいいが
1人で寝たきりの方のケアに入ることもある。


お通じが大量に出た日には、明らかに手が足りない。

シーツまで汚染してるときには
汗だくになり涙がでそうになる日もある。



だけど介護をしている家族さんは
それを毎日
何年
何十年
やっておられる。


本当に尊敬する。



だから私はすこしでも
そんな家族さんの癒しになりたいし

患者さんの苦しみを少しでも
和らげたい。


物品もできることも限られているけれど





その人がその人らしく
住み慣れた家で療養する
 




それを支える訪問看護が大好きだ。