おそらくbe動詞を除いて、動詞の中で圧倒的に使用頻度が高いのがgetじゃないかなと思います。

なんでよく使うかというと
①シンプルに「手に入れる」の意味でよく使われる
②get + 形容詞で「〜になる」という意味がある
③慣用的なフレーズや用法が多い

ことが理由として挙げられます。

③についてはI’ve got toやI got itなど重要なものがたくさんあるんですが、これらはまた別の日に書くとして、

今日は②について書きます。


be動詞+形容詞で状態を表しますが、get+形容詞で「〜になる」を意味します。

よく使う過去形gotや進行形be gettingを含めて例を書くと、

I am tired.
疲れている (今現在の状態)

I get tired.
疲れる (習慣や事実。「勉強をするといつも疲れる」など)

I got tired.
疲れた (過去。仕事から家に帰ってきて「疲れた、、」と言う場合など)

I’m getting tired.
疲れてきた (進行形。仕事中に同僚に対して「そろそろ疲れてきた、、」と言う場合など)

このように状態を表す形容詞を使うときは状況に応じてbeとgetを使い分けます。

これ以外にも

I’m going to be tired (= I will be tired)
I was going to be tired
I have been tired 

など「疲れる」だけでもその場面を適切に表す時制があります。

ちなみに日常会話という意味では現在形のgetは他のものに比べ登場頻度は少ないです。
(習慣や事実としてある状態になる、と言う場面ってそんなにないですよね)


状態を説明するときは、普通のbe動詞を使うパターン、getを使うパターンは考えなくても口から出るように反復練習することをお勧めします。

学校でもI am 形容詞だけじゃなくてこういう会話で使う形で教えてほしかった、、