夜6更しというのは駄目だとわかっていても、なかなか止められないものですよね。

深夜というのは特にやることもないのに、なんとなく早く寝るのがもったいなく感じてテレビをみてみたり、ネットをしたりして薄ぼんやりと過ごしてしまいます。翌朝のあまりの眠気に後悔することも多々あるのですが、それが薬にはならず夜更しが習慣化する。

当然、そんな暮らしが脳にいいはずがありません。本書で紹介されている睡眠の効果のひとつに、記憶や思考の整理があげられています。睡眠は脳を休ませるものという認識が一般的だと思うのですが、その日覚えたことや考えたことをきちんと整理して記憶に定着されるという働きがあるそうです。その時間を確保する為にも睡眠は最低6時間と書かれています。そして寝る前の時間は単語を覚えたり本を読んだり、そういったことに時間を使ってみる。深夜テレビの内容を事細かに記憶するか、本を読んで人生に役立てるか、それはあなたが決められることです。

夜は脳のための睡眠に備えてのウォーミングアップの時間と考えればいいかもしれません。つまりあまり激しい運動や脳が興奮するような事はせずに、翌日にそなえておおまかに情報を取り入れる。簡単なことが、人生を少しずつ変えていくのだと思います。

私は昔からあまり集中力の高いほうではありません。これはもう生まれつきなので仕方がないのかもしれませんね。そんな私なので、集中力を高めるにはどうしたらいいか、これにはとても興味があります。

この本で紹介されているのが、時間の制約をつくる、という方法です。

たとえば15分の間にこの仕事をここまで終わらせる!といった感じですね。確かにせっぱつまって時間がないときなんかは、異常な集中力を発揮する時がありますよね。これを日常に取り入れてみようということです。

ダラダラと何かをする場合、たいていあまりいいものはできません。締め切りが決まっているからこそ、一つのことに没頭できます。これは皆さんも経験があると思います。

そして一度集中して脳の回転が上がると、しばらくはその状態が維持されるということです。これを利用しない手はありませんよね。私のような集中力のない者にとっては、この時間を有効に利用して一気に勉強してしまう事にしています。そうすれば短い時間で密度の濃い勉強をすることが可能になるのです。

それともう一つ、食事をした後は血液が胃に集まるため、集中しにくい状態が続そうです。ですから少なくとも食後一時間は、他のことをするようにしたいですね。


皆さんは毎朝をどんな風に過ごしていますか?

ゆっくり朝食をとって余裕を持っている人や、家をでる十分前に飛び起きるなんて人もいるでしょう。

ひとそれぞれ色々な習慣があると思いますが、毎朝をどのように過ごすかで脳の働きが違ってくるようです。

それにはまず、朝一定の時間に起きることが大切だそうです。これは多くの方がそうしているかと思います。私は毎朝5時に起床し、勉強や読書をしています。驚く方もいるかもしれませんが、慣れてしまえば全く苦痛を感じなくなります。

どうしても朝起きるのが苦手な方は、朝起きたらカーテンを開け日の光を浴びてみてください。これは本書にも書かれていますし、他の本でも薦められていて私も実践しています。お勧めの方法です。

さて、とりあえず起きれたとしても、脳はいきなり全力では働いてくれないそうです。あなたが起きてすぐに全力で走れないのと同じように、脳にもウォーミングアップが必要です。それには足、手、口を意識して動かすのが効果的だそうです。たとえば散歩をしたり部屋の片付けをしたり。一言加えて挨拶をするのも良いとされています。この程度の簡単なことでしたら、続けるのは難しくありませんよね。

朝を気持ちよく過ごすと、その日一日がとても素晴らしいものになります。もちろん、それによってあなたに嫌味を言う上司がいなくなることはありませんが、そんな言葉も何処吹く風。あなたはあなたの人生を思い通りにすごせばいいのです。

ごくごく簡単な漢字が書けなくなったり、あるもののを名前を思い出せなかったり。

その原因がなんであるかは、私にははっきりとはわかりませんが、自分の脳が溶け出してしまっているんじゃないかと恐ろしい感覚に襲われることがあります。

考えてみれば、私達はあまりに脳を使わなくなってしまっているのではないでしょうか。毎朝食事もとらずに家を飛び出し、電車のなかで音楽を聴きながらうとうと。会社ではPCばかりで文字を書くこともほとんどなく、家に帰ればバラエティー番組をなんとなく見ながらそのまま寝てしまう。もしもこんなことをずっとつづけていたら、脳がハムスター並みになっても不思議ではないような気がします。

そうならない為にはやはり訓練が必要なのでしょう。いや、訓練というと面倒な感じがして身構えてしまうかもしれません。しかし本書に書かれていることはそれほど難しいことではなく、日常の習慣をちょっとだけ意識して変えていけば良いということです。これならきっとハムスターにだってできるに違いありません。

ひまわりの種をかじるのはやめて、せっかく与えられた偉大な脳をもっと活用しましょう。次回からすこしづつ紹介していきます。

最後に本書で紹介されている、仕組みで考える人の七つの習慣をご紹介したいと思います。

・楽することにこだわる

・シンプルに考える

・記憶せずに記憶する

・わからないことはきく

・自分の時間を自給で判断する

・うまくいっている人の真似をする

・自分を型にはめる

以上の七つです。一見、簡単でたいしたことではないように見えるかもしれません。しかしこれがなかなか侮れないのです。日頃からこれらを意識して行動していれば、きっと役にたつに違いありません。

私がこの本をよんで感じた仕組みとは、まさに魔法のような方法だと思います。聞いてみるとなんでもないことかもしれません。しかし実践すればあなたの時間は効率化され人生が充実し、なりたかった自分になる手助けをしてくれる協力なサポーターになってくれるに違いありません。

確かになんてことはありません。しかしこれを信じるか否かでは後に大きな差がつくのは間違いないと思います。やってみてから判断しても遅くありません。それとも十年後になってからはじめるか、それは自分次第なのです。