きっと当分このブログはピナピナピナピナ、ピナ続きになるので悪しからず。。


なぜならピナバウシュが一ヶ月間の公演をロンドンで行っているからなのです。



この週末はピナの作品の一つ、Nur Duという作品に出演してきました。


エキストラの役立ったので3シーンのみでしたが、ここまで舞台にたって興奮しすぎたのは久々でした。。





先週の木曜日に顔合わせとリハーサルがあって、リハーサルダイレクターを始めダンサー全員本当に良い人たちばかり。

ピナのダンサーたちは若い方から年配の方までいて稽古場の雰囲気はとても落ち着いていました。




出演した時間は計10分ほど。

シーン1、アイロンを大急ぎでかける役。
シーン2、ハイハイしながら舞台を横切る。(通称疲れた羊)
シーン3、自分の靴磨きに固執した男の役。


どれも小さい役ですが、ピナの作品だけに超緊張。汗だらだらでした。



一日目の公演の後にアフターパーティーがあり、ダンサー達と顔合わせ。

そこで日本人ダンサーの瀬山あずささんにも出会い、色々とピナのお話を聞く。


昨日もほぼ満席で、公演が終わった後に、袖に皆で集まって、長年ピナと作品を作って来たドミニクさんという方から感謝のお言葉をいただいて、いえいえ、こちらがありがとう、という感じでしたが、一人一人と握手をして、なんて素晴らしいカンパニーなんだろうと、とても感銘を受けました。



ここまで大きいカンパニーにもなると、エキストラとダンサーを分けて扱うのかと思いきや、ひとりひとりをしっかりアーティストとして扱ってくれたことが、とても素晴らしい事だと思いました。



すごくいいエネルギーをいただいた週末でした。
 まさか、まさかのピナバウシュの作品に出演決定が決まりました!!


 
 ロンドンの劇場、サドラーズウェルズとバービカンセンターが合同で開催する、初の試み、ワールドシティーズ2012と題し、彼女が没前世界をツアーしながら各国で作った10作品を一気に公演するという、もはやピナのお祭りが明後日から始まります。


 ピナと言えば去年映画も出て、コンテンポラリーダンスの巨匠とも言えるお方。



 

 その中の作品の一つにNur Du(Only you)という作品があり、25人の男性が必要だという事でバイト先のサドラーズウェルズからメールがあり、駄目元で応募。そうしたらオーディションに呼ばれて、昨日女王の60周年記念の騒ぐ町中を通って行ってきました。




 オーディションは一時からで25名の男性が必要との事で、待ち合い場所のサドラーのカフェは色んな人種の、そして年齢の男性がわさわさ。


 13時になり皆でぞろぞろとスタジオに連れて行かれる。

 
 ダイレクターらしき人が、色々説明をして、人数に変更が!実は20名しか取れないとの事。




 
 応募の資格が25歳から60歳までの男性でやはり年齢のいっている男性はなかなか集まらないらしく、わりかし年をいっている10名強がすんなり選ばれる。






 もうダイレクターとその補佐役の人の中ではどういう人を必要としているか決まっているらしく、はい君!はい君!とぽんぽん取って行く。始めの10名が選ばれた後、すぐに指が僕に向き、選ばれました☆★




 
 ピナバウシュは大学の頃卒論にも書いたし、大好きな振付家の一人でもあって、まさかその彼女の作品に出演出来るなんて不可能すぎるので夢にも見ませんでしたが、そんな事がひょっとバイト先から情報が回ってきて、あっさり入れてしまうなんて、感謝感謝です。





 今週末9日、10日バービカンセンターにて。残念ながらもう売り切れてます泣。




 あーーーうかれた一週間になりそうだーーー!
 昨日バイト先で見たDaniel Linehanの作品が心を打った。


 彼はアメリカ人でニューヨークでダンサーをした後、ベルギーへ渡りローザスのアンナテレサ、ケースマイケルの学校パーツへ通い、ヨーロッパを拠点に作品作りをしている。


 いい感じにコンテンポラリーのダンスの概念を壊してくれた。




 ヨーロッパとタイトルにつけたけれど、ここではイギリスとは違った、という意味も含まれている。




 
 イギリスのダンスはまだまだ技量を見せる伝統的(といってもモダン)な作品の見せ方に偏りがちなところがあって、フランスを始め下のヨーロッパの国々がコンセプチュアルな作品を作り続けている中で、まだそこに達していない感がある。


 ヨーロッパのコンテンポラリーのダンスはもはやそこにはいないのだ。



 
 だから作品性、作り手の哲学が色濃く表れるのが、僕に取って見ていて快感ともいえた。


 イギリスのコンテンポラリーダンスはそのコンセプチュアルを駆使したヨーロッパのコンテを嫉妬の目で見ているという人もいう。




 肉体的技術を前面に出した作品はあたかも深みがなく脳のないダンスのようにも見えてしまうのだろう。






 昨日の作品は、3人のパフォーマーが8つの曲を披露するのだけれど、声と動きの身体を通した探索であった。映像、音楽、衣装などの要素をとてもいい塩梅に工夫して使われていて、ストライキした。





 良い作品に出会うと僕の生活を気持ちよく揺らしてくれます。


$The examined life.