昨日の夜のニュースがショックで、あんまり寝てねーっす。


【三沢光晴 心配停止】の文字をネットで見てから、なんとなくぼ~っとしてる感じで。


オレは中学のときからプロレスが好きで、その頃から新日本プロレスの武藤敬司の大ファンだった為、当時全日本プロレスに所属していた三沢の試合はあんまり見たことがない。


それでも、日本のプロレス界で天才と呼ばれるこの2人の試合をいつか見てみたいという思いはずっとあり、TVなんかでやっていれば三沢の試合はできるだけチェックするようにしていた。


タッグマッチで三沢と武藤が絡んだときは、鳥肌が立ち、妙に興奮したのを覚えている。


今のプロレス界に残された最後のドリームカードがいつか実現するんじゃないかと期待していたけど、ついに三沢VS武藤のシングル対決は実現できないままになってしまったね。


ニュースの記事の中に、観客席の中から医療関係者を呼び込んで応急処置を施したって書かれてたんだけど、今のプロレスの試合ってリングドクターはついてないのかな?


昔は必ずドクターがいた気がするんだけど…


それと、記事を読んでいてもう1つ気になってしまったのが、試合の観客数。


昨日の試合会場であった広島グリーンアリーナ、オレの記憶に残ってるのは1994年4月4日の新日本プロレスの大会。


メインで橋本がIWGPをかけて藤波と戦い、セミファイナルでは天龍、長州が 武藤、蝶野とタッグマッチで激突。


翌月の福岡ドームで行われるINOKIファイナルカウントダウンの対戦相手に決まったグレート・ムタ(武藤)を天龍が「ムタで来いよ!」と挑発し、試合途中に武藤がムタに変身して大暴れした試合。



日刊TOMY-MUTA vs INOKI


あの日、同じ広島グリーンアリーナには7845人の観客が入っていたのに、昨日のノアの試合の観客数は2300人。


昨日の試合は小アリーナで行われた為2300人で満員だったらしいけど、この十数年の間にプロレス業界は衰退したんだなぁと再確認した。




文字通り体を張ってプロレス界を引っ張ってきた偉大なレスラーの突然の死に呆然としたのと同時に、同じような事故が2度と起こることの無いよう選手の健康管理と、興行中の安全管理を徹底し、残された関係者にはこれからのプロレス界をがんばって盛り上げて欲しいと思います。


三沢さんありがとう!


ゆっくり眠ってください。




日刊TOMY-三沢光晴