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ついにM‐1のDVDが発売され、僕らが後にした大井競馬場があんなことになっていたことを知って毎日見て感動して泣いている富澤です。
渦中にいて、夢だったあのM‐1の決勝の舞台でネタができる喜びとミスをしないこと、それだけを考えていた。

『感動した』

『泣いた』

と言われることへの疑問がようやく解決した。
だって見たら感動で当人が泣くんだもの。

立つ舞台はいつもアウェーだった。
味方なんて少ししかいなかった。
そこで笑いを取ることが気持ち良かった。

『華がないから』

『ガラが悪い』

『お笑いまだやってたんだ?』

『お前らが売れるわけねーよ』

否定する人間、あーしろこーしろという人間に対して

『お前ら絶対にそのセリフ忘れんなよ』

といつも思っていた。

味方は少なかった。

この世には二種類の人間しかいないと思っている。

『敵』か『味方』か、だ。

もしあなたが敵なら僕はあなたを攻撃しなければならない。

でも、画面では勝手に『敵』だと思っていた人達が僕らを選び、泣き、喜んでくれていた。
戦友達が手を叩き、叫んでくれていた。
僕らにはこんなにも沢山味方がいてくれたことを初めて知ることができた。
まーそれはともかく、フジテレビであの『aiko』さんに会った。
前から好みの顔だったのだが、実際会うとやはりかわいらしい方で二回も握手して貰った。
自分でも珍しい行動なので、直接お話したことで完全にファンになったと推測できる。
『二人』というCDも頂き、その才能を堪能させて頂いた。
僕は『女心』がわからない。
これからはaikoさんのCDで少しでも女心を勉強しようと思った。
僕らみたいな虫けらに深々とお辞儀をしてくれたaikoしゃん。
僕は勝手に味方だと思っている…。