まずはじめに。。。
この度の東北地方太平洋沖地震により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
地震発生から9日。
私の住む九州は同じ日本なのだろうか…と思うほど今までと何も変わりない生活が続いています。
当たり前のように不自由のない生活が送れるありがたさを感じると共に、
普段通りの仕事や生活に、自分は一体何をやっているのだろう…という気持ちを感じつつ毎日を過ごしています。
今、私にできること。
義援金の募金に日々の節電。
いつヘルプがきても大丈夫なようにと日用品の備蓄。
当たり前のこと以外に、私なりにできることは何かないのだろうか…
見つけた答えの一つが、正しい知識を少しでも多くの子どもたちに伝えること。
地震発生後にも九州では通常通りの授業が行われていたので、
その中で、地震のこと、津波のこと、原発のこと、電力のこと、支援のこと、心のケアのこと…
色々なことを話しました。
いつもは大きな声を出さないと静からにならないようなクラスでも、子どもたちは真剣に耳を傾けてくれて。
地震発生の原理はなんとなくプレートが関係していることは知っていても、起こる場所によって全く種類の違う地震があること。
またその際の被害や注意すべきことが全く違うということ。
津波は何度でもやってくることや地球の反対側まで到達すること。
原子力発電の良さや怖さ。
放射能って何なのか。
どういう被害があるのか。
そして今何が問題になっているのか、どのような状況なのか。
なんとなくTVの映像や情報だけを見聞きして知ったつもりになっていた子どもたち。
断片的な言葉は知識のない子どもたちの不安を煽るだけの状況になっていて。
いざという時どのように行動すればいいのか、これから自分たちはどうすればいいのか、
今自分たちにできることは何なのか。
地震の被害がなかった地域の子どもたちにできることをTVは伝えてくれない。
節電だ義援金だとTVではいうけど、
節電した電気はどうなるの?本当に送れてるの?
節電に関するチェーンメールもかなりの数の生徒が受け取り、回していました。
節電は悪いことではないけど、東日本と西日本では電力供給に物理的に限界があることや、その大量のメールによって起こりうる弊害についての知識はゼロに等しい現実。
なけなしのお小遣いを募金した団体は本当に信頼できるところなの?
そのお金はどこにどのように使われるの?
ツイッターの非公式RTの義援金口座の番号が書き換えられていたり、
友達から回ってきた義援金のお願いのチェーンメール。
素直な子どもたちは、言葉の裏を確かめることの大切さを知らず、ただそれを信じて、
自分にできることとしてすぐにアクションを起こす。
素晴らしい瞬発力を無駄にはしたくない。
その気持ちを正しい方向に持っていってあげるのは、
身近な大人である親や教師しかいない。
正しい知識は自分や自分の周りの大切な人たちを守るためにも、とても大事なことなんだよと話したら、
いつもなら嫌がる難しい話でも積極的に質問もでてきて、あぁこれが本当の教育なんだなぁ…と場違いかもしれないけど嬉しくなる自分がいて。
数にしたら微々たるものかもしれないけれど、この子どもたちからその友達へと若い世代に正しい知識が伝わっていくことができれば。
今、私にできること。
小さなことから始めるしかない。
きっと同じような思いの人々の、小さな小さな様々な『今、私にできること』が
日本全国に広がっていき、きっと日本の復興の大きな力になるはず。
そう信じて、みんなも『今、私にできること』を頑張ろう。