こんばんは、初めましての方は初めまして。

whitemuskのドラム、ヒグチと申します。


他人に日記を晒すのは高校1年生の時のmixiぶりです。


久々に見てみようと思ったらアカウント情報忘れててログインできませんでした。それで良いのです。


さて、私は社会生活上で悪名高い「バンドマン」な訳ですが、じゃあ何のパートやってる人なのと言われると困りがちです。


一応、優先順位的には以下の様な感じです。


1.ドラム

2.ギターボーカル

3.ベース(さわり程度)

4.リードギター(オクターブ誤魔化しマン)


上記とは別軸で「作曲」なんてものを趣味兼特技としておりまして、whitemuskではメインで作曲を担当してたりします。


よく「作曲するなら洋楽をまず聞け!」なんてありがたい言葉をご年配の方からよく頂くのですが、僕はもっぱら日本人、歌詞の意味が分からんだけじゃなくて言語まで違う曲なぞ進んで聴く気になりません。


勿論、いいなぁ〜って思う洋曲はいっぱいありますよ、レッチリとか結構聴いてましたし、カーディガンズとか好きです。あと売れた後のニルヴァーナとかぶっ飛んでて好きです。でもあくまで僕がメインで聴くのは「自分が良いと思った日本語で歌われている"邦楽"」なのです。


という感じで

1人の社会不適合者として、反骨精神みたいなパンクロックが自分の中に残ってるみたいで


多分ですが「洋楽聞かんで育った若者(まだギリ)の曲はクソ」みたいな風潮を勝手に感じて、勝手に反抗しているんだと思います。


そんな中

今日はwhitemuskの楽曲の中でも

ちょっといつもより違った作り方をした楽曲を紹介致します。


2023.02.04 Release!!


「Driving / whitemusk」


〈配信URL〉


〈YouTube MV〉



私はいわゆる「降りてくる」タイプの曲の作り方をする人間なのですが、この曲は一言で言うと


クソ苦労して作りました


大抵はコード進行とメロディが急に思い付き、歌詞と一緒に作っていくスタイルが主流だったのですが、


バンドで話し合い「我々なりのキャッチーを追求した曲を作ろう」という目標が立てられました。


BPMとビートを全体でフワッと決め、

後は拙者の仕事。

「はて、何も思い浮かばん...キャッチーってそもそも何だ?」


とりあえず

Apple Musicの東京ウィークリー再生ランキングを聴き漁りました。

売れているメロディを研究して要素を練りに練り込み

めちゃくちゃ長い時間掛けて肉付けしていきました。


サビ思い付くのは早かったの...

Cメロが全然降りてこなかったの...


とりあえずできた弾き語り音源

メンバーからはボツが出る

正直自分でもボツだなーって感じだったので

残念ながらお蔵入りになりました...


に思えたその時!!


「この曲キャッチーを一旦忘れてノリの良い感じのリズムに変えたらどうなるかな...」


と、なぜかふと思いました。

多分ですが、

なーんかお気に入りな部分があって

なーんかボツにしたくなかったんでしょうね。


そっからは早かったですね

作り直してるうちに

「これまじで夜中のドライブっぽさあるな」

って気付いてそれに沿った歌詞なんか付けちゃったりして


〈結果〉

バンドサウンドとしてめちゃくちゃカッコいい曲にはなりましたが、当初目指した「キャッチー」にはなりませんでした。


キャッチーの定義は人それぞれなので非常に難しいです。


追求しようとして分かった事

自分が作ったものを「キャッチー」と定義すれば良いではないか。


「見出すものさ 物語は」


てな感じです。

同業のバンドマンの方、音楽通の方に人気な曲です。是非運転中とかに聴いてみてね


それでは!!


whitemusk 樋口