火曜日、大阪に出張になった。初めての出張。


レガシーでもヒルトンでも精神分裂でもなく、今度は確固たる目的で。

半年前、出張でもないのに勤務中に大阪にいたことが懐かしく思われる。あの時は計画性も免許もガイドブックもないのに大阪まで辿り着いた。初めて一人きりで映画も観た。

そこで最後に振込まれた給料の30万を使い果たし、残りの60年も同時に果たすつもりだったのに、今こうして東京でノラリクラリやっている。

受験に落ちても、就職できなくても、10億円の借金しても、クビになっても、大事な人が亡くなっても 、大切な人がいなくなっても

寝て起きて歯を磨く
水を飲むし飯も食う
蜘蛛を気持ち悪いと思うし、夜景をキレイだと思う

生きていくことは半分が時間で半分が感情でできている

物理的であるが故に辛くもあり
感情的であるが故に救われる
感情的であるが故に辛い時もいっぱいあり
物理的であるが故に救われることがある

忘れたいけど忘れたくもない

ロボットにこんな感情を抱かせられる日がいつかくるのだろうか。

自分の身勝手で、鬼のように大切だった人の人生を少なからず変えてしまった。


2007年前半の半年間、最悪に大変だっただろう。元々、精神的に強い方ではなかったのに。もう何もかも忘れてるなら、それはそれで、その方がいいのか。


確かに精神的に限界だったけど、それを失くした後に比べれば、とんでもなく幸せだった。


時間が経つまで、状況が変わるまで、後悔するまで。本当に大切なものは失ってから


気づく、という能力は、人間の持つ最大の欠陥なんじゃないか。その欠陥のおかげで人は大きくなれる、のだとしたら大きくならないでいいからできればその欠陥をなかったことにしてほしい。1年だけ戻してほしい。


なんであと少し大人でいられなかったのだろう。それだけで、人生を飾る半分以上がいなくなった。どこに行って、何をしてても2006年のどこかのピースが必ず出てくる。学生ならいいけど、仕事はほんとに辛い。そもそもそこまで長生きしたくなくなったし、だから働くのもだるい。仕事だけに生きよう、と思ったのに、そんな単純ではなかった。非常にメンドクサイ。気持ちは。悪循環のtwenty o seven。


1年前、初めての札幌で一緒に買って、一緒に泣いた曲のremixがちょうど1年経って、発売された。