企業には様々なコストがありますが、
その中でも見直しの余地があり、
コスト削減の効果が大きいのが交通費です。
交通費とは、従業員が会社に出社するまでにかかる
公共交通機関の料金を指すことが多いですが、
この通勤にかかる交通費以外にも、
以下のようなものも交通費に含まれます。
・自社オフィス以外でのミーティングや
会議場所への移動費
・営業先へ車で移動する際のガソリン代
今回は、このような交通費の
削減方法をいくつかご紹介していきます。
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通勤定期の見直し
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■通勤定期の長期支給
まずは、交通費を削減するうえで、
最も簡単にできる方法が
「通勤定期の長期支給」です。
電車やバスの定期券は、1ヶ月単位で
購入するよりも6ヶ月で購入した方が、
安くなる傾向にあります。
(例)横浜〜東京のJR定期券の金額
1ヶ月:14,170円
3ヶ月:40,370円(713円お得)
6ヶ月:67,980円(2,840円お得)
上記のように、6ヶ月定期にすると
横浜〜東京間で1ヶ月より
2,840円もお得になります。
■ルートの最適化
「通勤ルートの最適化」も、
見落とされがちですが重要です。
通勤定期の購入方法は、会社の賃金規定などに明記されているのが一般的です。
この際に、自宅からオフィスまでの
最安・最短ルートで購入する旨を
必ず記載し、従業員にも徹底させましょう。
ちなみに、横浜から渋谷へ通勤の場合
JRだと6ヶ月56,910円ですが、
東急では6ヶ月54,600円と
2,310円お得になります。
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そのほかの交通費削減方法
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■ガソリン代の削減
営業車など社用車を頻繁に利用する会社では、ガソリン代を節約するのも
交通費削減の手段の一つです。
例えば、大手のガソリンスタンドには、
「ガソリン法人カード」と呼ばれる
専用のクレジットカードがあります。
社用車が複数台ある場合は、
このカードを利用することで、
給油にかかる経費削減ができます。
■テレワークの導入
オフィスへの出社を必要とせず、
自宅や自宅付近のコワーキングスペース等での勤務を認める「テレワーク」を
社内制度として導入するのも、
交通費削減に効果的です。
通勤にかかる交通費を削減できるという
メリットの他、通勤ストレスがないため、
従業員の職場環境への満足度を向上できます。
またテレワークを導入すると、
育児や介護で出社ができない従業員の
離職を防ぐことにもつながります。
新たに採用活動を行う必要がないので、
採用コスト削減にもなりますね。
交通費は、従業員一人ひとりで見れば、
それほど大きな額ではありません。
しかし、従業員が増えると、
総額では非常に大きな金額になります。
交通費をゼロにすることは難しいですが、
1割でもカットができれば、
企業の経営には大きな影響を与えます。
改めて、自社の交通費や移動に関する
経費、制度について見直してみては
いかがでしょうか。