小さな恋のメロディ 

1971年イギリス映画

 


この映画も、私が小学6年の頃大変クラスで話題となり

やれ、
トレーシー・ハイドだの、

やれ、マーク・レスターだので、

大騒ぎしていたのを思い出す。

かくいう私は実は、ジャック・ワイルド

だった事は・・・

その頃、公表せずに居たのはここだけの、話し・・・・

ビージーズの曲がとても効果的に使われており、曲はともかく

歌詞なんかも、意味深くとても、大好きでした。

*****************************
初恋という言葉への連想、そしてまた、

クリスマスの頃に過ぎ去った
(比喩的な表現だと思う)
その比喩をクリスマス・ツリーとアップル・ツリー、
「When I was small」と「Now we are tall」

で対比させています。
そして二人の間に過ぎ去っていた時に、

「あなたは話しかけ無くなった」
(you don’t ask the time of day)、

「それでもあなたと私、私たちの愛は死にはしない、

でも5月の初めには泣いてしまう。」
(But you and I, our love will never die,

but guess we’ll cry come first of May.)
という、この歌詞の一番強い表現の第4節で取り戻せない

愛の後悔、
メランコリックな気持ちを表しています。
*****************************

 


 

 

---------ストーリー---------


舞台はロンドン。公立学校ながら、厳しい教師と生徒たちの間でささやかな対立が・・・
厳格な教えを説く教師たちや子供に過干渉な親たちと、

それに従うことなくそれぞれの

楽しみを見つけようとする子供たち・・・



気が弱く大人しい11歳のダニエルもそんな生徒の一人だった
ある日ふとしたきっかけから同じ学校に通う

メロディという少女と出会う。

 

2人はいつしか互いに惹かれあい、
悩みを打ち明け、初めて心を許す相手を見つけたと感じた。


純粋ゆえに恐れを知らない2人は、学校をさぼって海水浴場へ
デートに出かけたことから校長先生に叱られ、クラスメートたちにも散々笑い者

 


ダニエルは悪友オーンショーにしつこくからかわれ、
殴り合いの喧嘩まで繰り広げてしまう。


事情を聴くこともなく押さえつけようとする大人たちに対し、

2人は一つの望みを口にする。


「結婚したい」


「どうして結婚できないのか」と問うが、

当然親も教師もとりあわない。

 


ある日、教師が授業を始めようとすると、
教室はほとんどもぬけの空であった。

 

 

自分たちの手で2人の結婚式を挙げようと、
クラスの生徒が集団脱走したのである。

 

教師たちはあわてて彼らを探しに行く。



廃線脇の隠れ場所で、オーンショーが

牧師を務める結婚式において

ダニエルとメロディが
誓いの言葉を唱えようとしている時に

教師たちに見つかってしまい


子供たちは散り散りに逃げていく。
暖かい日差しの中で大人と子供のもみ合い乱闘、

 

以前から試していた

発明狂の男の子が作った
自家製爆弾が車を見事に爆破した!

 

大人達は驚いて一目散に逃げて行く。

子供たちはやんやの喝采を挙げる。



その頃、ダニエルとメロディの2人はオーンショーの助けで

追手を振り切り、



線路上に在るトロッコに乗って野原をどこまでも

走って行くのであった。。。

 



どこまでも、どこまでも、シーソーの様に、

こいで行く
二人の姿を映し出しながら、エンディング曲と共に
エンドロール

 

 

 



-------END--------