他の電話中にあった着信に折り返し電話をかけると
小さい女の子の声で
「もしもし」
(・・・?誰かな、、、)と少し間をあけていると
「◯◯◯です!」
って。スクールで担当している年長さんの女の子でした。
声のトーン、様子で、用件は99%分かりましたが、はっきり聞くまでは100とは言えません
ドキドキしながら、既に目は少しウルっとしてしまってましたが
「どうしたの?」と聞くと、
少し間があって
「がっしゅく、いきます。」
99が100になって、鳥肌と、涙
夏合宿で、楽しいながらも、いくつかトラウマになってしまいそうなことがあり
日程伝えてるあたりでは、
お母さんとも一緒に、押したり引いたりしながらも、
「ふゆはいかない!」
「おとまりなんてまえもいややった!」
と行かないの一点張り
けど、いざ招待状を配ると、やっぱり楽しかったことも事実で、少し揺れだしてました
結果、いくつか前回とは違う条件付きで参加を決めてくれました
その子の、
迷いながらも、足を踏み出したチャレンジに感動
そして、お母さんの対応にも感動
お母さんが電話で「行くと言ったので申込みます。」
じゃなくて、
ずっと誘って声かけてくれたコーチに対して誘いを断り続けてきたその子に対し、
電話自体を子どもにかけさせて、自分の口から言わせるという娘への教育の姿勢
そして、きっと、親から言うより娘から言った方がコーチは喜ぶはずと思っての対応かなと
勝手にそう受け取りました
こういう、子どもの小さな一歩という大きな成長に立ち会えた瞬間
本当に最高の仕事だなと思います