「レイトン教授VS逆転裁判」プレイ日記第17回です。
前回 第9章 最後の検察士 後編
※なおこれ以降は完全に内容のネタバレになるので、見たくない方はこれ以上読まないでください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
終章 はじまりの物語 スタートです
なんとベーゼラの魔法で死んだと思われていたストーリーテラーは生きていました
(まあプレイヤー側はレイトンサイドの方で既に知ってましたが(;^_^A)
彼は証言台に立ち、自身とこの町の新の秘密について証言すると言います。
彼はとんでもない真実を告白しました
自分は<ステラ>という会社の経営者であること。
この町全てが、<ステラ>の研究施設であること。
昔からこの土地には特異な性質があり、住む人に影響を与えること。
その性質を利用して不特定多数の意識を完全に制御することが、
彼の研究のテーマであること。
この研究は10年前に始まり、町の住人は全て被験者であること。
つまりラビリンスシティは、
全てストーリーテラーが現実に作った研究施設だったのです
ステラとは彼が創業した世界的な製薬会社。
そして彼はこの土地を私有地として買い取り、
国家事業として資金援助も受けながら、この研究を続けているのだと言う。
この土地に住むすべての者にはある特異な性質が備わっている。
それは<純銀>の鳴る音を聞くと、とたんに意識を失くしてしまうということ。
ウィッチオルデの森の者は等しくこの銀の鐘を持っており、
魔法が使われる際にはこの鐘を使うことで、人々の意識を操作してカラクリの準備をしていた。
こうした性質はこの地に流れる地下水が原因であり、それは人だけでなく植物にも影響を与える。
この地に自生する植物には人の心を操る<毒>があるという。
ストーリーテラーが書いた物語は、こうした植物から抽出したインクで書いたもの。
そしてこのインクの気化ガスを吸ったものに強力な暗示をかけ、
そこに書いてある文字を真実だと錯覚させることが出来る。
つまり定期的に行進して物語を配っていたのは、
実は町の住人を催眠状態にキープしておくための方法だったのです
ちなみにこの町の住人は、現実世界に疲れてしまった人とちゃんととした<契約>を結ぶことで、
彼らの記憶を封印する代わりに、研究対象としてこの町に住まわせることになっているようです。
ストーリーテラーはさらに続けます。
彼には幼かった頃からの友人が1人だけ存在しました。
それがあのベルドゥーク博士でした
若かりし頃のストーリーテラーとベルドゥークはある時この故郷の地で、
あの先住民の遺跡を発見し、その奥に封印されていた悪魔の鐘の存在を知ります。
そのことを世間に知らしめて貧しい町を活性化させるために、
2人は努力して薬品の開発やステラの経営に成功します。
しかし彼らがこの故郷の町に帰ってきたときには、町は消えてなくなっていたというのです
ちなみに大魔女ベーゼラというのは地下遺跡で目にした伝説の魔女の名前であり、
あくまでも<物語>の登場人物であり実在はしないという。
そしてこの研究施設を10年前に建設して今に至るのだという。
つまり町の住人には10年前の記憶はないのです。
しかしナルホドはここである矛盾に気づきます
自分はこの町で10年以上前の記憶がある人物を知っている。
その人物は…
マホーネですね
彼女は自分にははっきりと、10年以上前に起こった伝説の大火の記憶があると言います。
だがこの世界に魔法なんてないのだから、そんなはずはないと反論するストーリーテラー。
彼女の記憶から真実を探るため、ナルホドとレイトンはマホーネからの証言を聞くことにします。
マホーネによると、自分の小さかった頃、年に一度の<火祭り>の日、
広場には町中の人が集まっており、マホーネは鐘楼からそれを見下ろしていたそうです。
また隣には彼女の友達である黒猫のクローネがいました。
そんな時に彼女の中にベーゼラが目覚め、町のすべてを炎の竜で焼き払ったのだと言うのです
そして彼女は自分の呼び出した火の竜の姿をはっきりと覚えており、その竜を描きました。
一体これはどういうことなのでしょう
<この町に魔法は存在していない>
<マホーネは炎の竜を見ている>
この相反する矛盾する情報を元に、
ナルホドは彼女が当時いたという<鐘楼>の上に矛盾を解くカギが隠されているのではと考えます
鐘楼から眺められる景色を調べるナルホド。
すると…
鐘楼の上で彼女の描いた火の竜にそっくりな透かし彫りを発見します
だが彼女が見たのはこんな小さな透かし彫りではなく、
全身が炎に包まれた魔物だったと主張するマホーネ。
ここでレイトンは推理します。
マホーネはおそらくあの鐘楼の上で、何かが原因で意識を失った。
彼女は町中が炎に包まれてる頃に目を覚ました。
そして意識が朦朧としたままで、立ち上がることも出来ずに鉄の透かし彫りごしに、
炎に燃える町の姿を見てしまった
その一瞬の光景が彼女の脳裏に深く刻み込まれたのではないか
さらにレイトンは続けます。
鐘楼の最上階に行くにはナルホドが解いたように、カラクリを作動させなければなりません。
しかしカラクリを作動させるにはペンダントが2つ必要です
では一体誰と一緒に鐘楼の上にいたのかと尋ねるレイトン。
マホーネは当然黒猫のクローネと答えますが、このペンダントは子猫がつけるには大きすぎる
つまりクローネではない別の友達と上っていたはずだと主張するレイトン
そして彼はストーリーテラーの館にあった2人の少女の写真を取り出します。
そこには幼いころのマホーネ、
そして同じペンダントをぶら下げたもう1人の少女の姿が…
この少女こそが、大火の夜マホーネと鐘楼の上にいた本当の友達だったのです
そしてナルホドは言います
この少女こそが幼い日のジョドーラであることを
前回の事件で手に入れたジョドーラのペンダントが何よりの証拠ですね
そして再び証言台に立つジョドーラ。
彼女はそこで自分の本当の名前はジョドーラではなく、クローネというのだと言います。
彼女はあの火祭りの日に、マホーネと共に鐘楼に上った。
そして突然意識を失って、気づいたら町は火の海に陥っていた
伝説の大火は<物語>ではなく、この町で実際に起こった“事件”だったのだと言う。
でもいくらなんでも火祭り程度の炎が、町の住人や建物すべてを飲み込むなんて考えられません…
しかしレイトンは、その原因が分かってしまいました
それがあの悪魔の鐘です
おそらく火祭りの最中に、何かが原因でこの純銀製の鐘が鳴らされた
先のストーリーテラーの証言通り、この町の者は純銀の鳴る音を聞くと意識を失ってしまう。
広場には町中の住人が集まっていたので、すべての住人がその場で意識を失ってしまった
そして火祭りの炎は自然と広場の草へと燃え広がり、町中を燃やし尽くしてしまったのである
この世界には魔法は存在しない。大魔女ベーゼラもいない。
だが町に災厄をもたらす者として、ベーゼラはあの日確かに存在していたのです
このことに困惑するマホーネ
自分が鐘楼の上で一緒にいたのは猫のクローネではなく、
今はジョドーラと名乗っているこのクローネだったのか…
そしてやはり自分こそがその時誤って鐘を鳴らしてしまい、
町を火の海と化してしまったベーゼラなのか…
「いやあああああああああああ」
そうして真実を知ってしまった彼女の心は、大きく傷ついてしまうのでした
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
え~今回の記事を読んでいただいて、honestboyは気でも狂ってるのかと思われた方はご心配なく
自分もこの展開にはついて行きづらかったです(^▽^;)
ということでこのラビリンスシティの世界は魔法がないどころか、
実は製薬会社の巨大な研究施設だったという衝撃の展開でした
僕もこのゲームをプレイしていく中で、物語のオチの付け所はどんなもんかと考えていました。
自分の予想はというとこの世界は完全ファンタジーで、
最後は物語を解決して現実に戻るというベタなストーリーかと思っていました。
でも実際は違っていて、すべて完全に現実の世界の中の出来事で、
とにかく純銀の鐘の音を聞いてしまうと意識を失うというこの地特有の特異体質と、
物語のインクで人々に暗示をかけて催眠状態に陥らせることによって、
この仮想の町や魔法というものを認識させていたのでした
う~ん…確かに大どんでん返し的なシナリオではありましたが、
ちょっとここまでやられると、正直無理があるやろと思って冷めてしまいましたね
集団催眠を実験する巨大研究施設なんて、魔法のある世界よりよっぽどファンタジーですわ(;^_^A
ともあれこうしてストーリーテラーから真実が語られ、
自分が大火の原因だと感じたマホーネの心はひどく傷ついてしまいました
一体なぜストーリーテラーはこんなラビリンスシティを造ることを決意したのか
そして壊れかけているマホーネの心を、レイトンとナルホドは救うことが出来るのか
次回、いよいよプレイ日記最終回乞うご期待
つづく
次回 終章 はじまりの物語 後編
前回 第9章 最後の検察士 後編
※なおこれ以降は完全に内容のネタバレになるので、見たくない方はこれ以上読まないでください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
終章 はじまりの物語 スタートです
なんとベーゼラの魔法で死んだと思われていたストーリーテラーは生きていました
(まあプレイヤー側はレイトンサイドの方で既に知ってましたが(;^_^A)
彼は証言台に立ち、自身とこの町の新の秘密について証言すると言います。
彼はとんでもない真実を告白しました
自分は<ステラ>という会社の経営者であること。
この町全てが、<ステラ>の研究施設であること。
昔からこの土地には特異な性質があり、住む人に影響を与えること。
その性質を利用して不特定多数の意識を完全に制御することが、
彼の研究のテーマであること。
この研究は10年前に始まり、町の住人は全て被験者であること。
つまりラビリンスシティは、
全てストーリーテラーが現実に作った研究施設だったのです
ステラとは彼が創業した世界的な製薬会社。
そして彼はこの土地を私有地として買い取り、
国家事業として資金援助も受けながら、この研究を続けているのだと言う。
この土地に住むすべての者にはある特異な性質が備わっている。
それは<純銀>の鳴る音を聞くと、とたんに意識を失くしてしまうということ。
ウィッチオルデの森の者は等しくこの銀の鐘を持っており、
魔法が使われる際にはこの鐘を使うことで、人々の意識を操作してカラクリの準備をしていた。
こうした性質はこの地に流れる地下水が原因であり、それは人だけでなく植物にも影響を与える。
この地に自生する植物には人の心を操る<毒>があるという。
ストーリーテラーが書いた物語は、こうした植物から抽出したインクで書いたもの。
そしてこのインクの気化ガスを吸ったものに強力な暗示をかけ、
そこに書いてある文字を真実だと錯覚させることが出来る。
つまり定期的に行進して物語を配っていたのは、
実は町の住人を催眠状態にキープしておくための方法だったのです
ちなみにこの町の住人は、現実世界に疲れてしまった人とちゃんととした<契約>を結ぶことで、
彼らの記憶を封印する代わりに、研究対象としてこの町に住まわせることになっているようです。
ストーリーテラーはさらに続けます。
彼には幼かった頃からの友人が1人だけ存在しました。
それがあのベルドゥーク博士でした
若かりし頃のストーリーテラーとベルドゥークはある時この故郷の地で、
あの先住民の遺跡を発見し、その奥に封印されていた悪魔の鐘の存在を知ります。
そのことを世間に知らしめて貧しい町を活性化させるために、
2人は努力して薬品の開発やステラの経営に成功します。
しかし彼らがこの故郷の町に帰ってきたときには、町は消えてなくなっていたというのです
ちなみに大魔女ベーゼラというのは地下遺跡で目にした伝説の魔女の名前であり、
あくまでも<物語>の登場人物であり実在はしないという。
そしてこの研究施設を10年前に建設して今に至るのだという。
つまり町の住人には10年前の記憶はないのです。
しかしナルホドはここである矛盾に気づきます
自分はこの町で10年以上前の記憶がある人物を知っている。
その人物は…
マホーネですね
彼女は自分にははっきりと、10年以上前に起こった伝説の大火の記憶があると言います。
だがこの世界に魔法なんてないのだから、そんなはずはないと反論するストーリーテラー。
彼女の記憶から真実を探るため、ナルホドとレイトンはマホーネからの証言を聞くことにします。
マホーネによると、自分の小さかった頃、年に一度の<火祭り>の日、
広場には町中の人が集まっており、マホーネは鐘楼からそれを見下ろしていたそうです。
また隣には彼女の友達である黒猫のクローネがいました。
そんな時に彼女の中にベーゼラが目覚め、町のすべてを炎の竜で焼き払ったのだと言うのです
そして彼女は自分の呼び出した火の竜の姿をはっきりと覚えており、その竜を描きました。
一体これはどういうことなのでしょう
<この町に魔法は存在していない>
<マホーネは炎の竜を見ている>
この相反する矛盾する情報を元に、
ナルホドは彼女が当時いたという<鐘楼>の上に矛盾を解くカギが隠されているのではと考えます
鐘楼から眺められる景色を調べるナルホド。
すると…
鐘楼の上で彼女の描いた火の竜にそっくりな透かし彫りを発見します
だが彼女が見たのはこんな小さな透かし彫りではなく、
全身が炎に包まれた魔物だったと主張するマホーネ。
ここでレイトンは推理します。
マホーネはおそらくあの鐘楼の上で、何かが原因で意識を失った。
彼女は町中が炎に包まれてる頃に目を覚ました。
そして意識が朦朧としたままで、立ち上がることも出来ずに鉄の透かし彫りごしに、
炎に燃える町の姿を見てしまった
その一瞬の光景が彼女の脳裏に深く刻み込まれたのではないか
さらにレイトンは続けます。
鐘楼の最上階に行くにはナルホドが解いたように、カラクリを作動させなければなりません。
しかしカラクリを作動させるにはペンダントが2つ必要です
では一体誰と一緒に鐘楼の上にいたのかと尋ねるレイトン。
マホーネは当然黒猫のクローネと答えますが、このペンダントは子猫がつけるには大きすぎる
つまりクローネではない別の友達と上っていたはずだと主張するレイトン
そして彼はストーリーテラーの館にあった2人の少女の写真を取り出します。
そこには幼いころのマホーネ、
そして同じペンダントをぶら下げたもう1人の少女の姿が…
この少女こそが、大火の夜マホーネと鐘楼の上にいた本当の友達だったのです
そしてナルホドは言います
この少女こそが幼い日のジョドーラであることを
前回の事件で手に入れたジョドーラのペンダントが何よりの証拠ですね
そして再び証言台に立つジョドーラ。
彼女はそこで自分の本当の名前はジョドーラではなく、クローネというのだと言います。
彼女はあの火祭りの日に、マホーネと共に鐘楼に上った。
そして突然意識を失って、気づいたら町は火の海に陥っていた
伝説の大火は<物語>ではなく、この町で実際に起こった“事件”だったのだと言う。
でもいくらなんでも火祭り程度の炎が、町の住人や建物すべてを飲み込むなんて考えられません…
しかしレイトンは、その原因が分かってしまいました
それがあの悪魔の鐘です
おそらく火祭りの最中に、何かが原因でこの純銀製の鐘が鳴らされた
先のストーリーテラーの証言通り、この町の者は純銀の鳴る音を聞くと意識を失ってしまう。
広場には町中の住人が集まっていたので、すべての住人がその場で意識を失ってしまった
そして火祭りの炎は自然と広場の草へと燃え広がり、町中を燃やし尽くしてしまったのである
この世界には魔法は存在しない。大魔女ベーゼラもいない。
だが町に災厄をもたらす者として、ベーゼラはあの日確かに存在していたのです
このことに困惑するマホーネ
自分が鐘楼の上で一緒にいたのは猫のクローネではなく、
今はジョドーラと名乗っているこのクローネだったのか…
そしてやはり自分こそがその時誤って鐘を鳴らしてしまい、
町を火の海と化してしまったベーゼラなのか…
「いやあああああああああああ」
そうして真実を知ってしまった彼女の心は、大きく傷ついてしまうのでした
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
え~今回の記事を読んでいただいて、honestboyは気でも狂ってるのかと思われた方はご心配なく
自分もこの展開にはついて行きづらかったです(^▽^;)
ということでこのラビリンスシティの世界は魔法がないどころか、
実は製薬会社の巨大な研究施設だったという衝撃の展開でした
僕もこのゲームをプレイしていく中で、物語のオチの付け所はどんなもんかと考えていました。
自分の予想はというとこの世界は完全ファンタジーで、
最後は物語を解決して現実に戻るというベタなストーリーかと思っていました。
でも実際は違っていて、すべて完全に現実の世界の中の出来事で、
とにかく純銀の鐘の音を聞いてしまうと意識を失うというこの地特有の特異体質と、
物語のインクで人々に暗示をかけて催眠状態に陥らせることによって、
この仮想の町や魔法というものを認識させていたのでした
う~ん…確かに大どんでん返し的なシナリオではありましたが、
ちょっとここまでやられると、正直無理があるやろと思って冷めてしまいましたね
集団催眠を実験する巨大研究施設なんて、魔法のある世界よりよっぽどファンタジーですわ(;^_^A
ともあれこうしてストーリーテラーから真実が語られ、
自分が大火の原因だと感じたマホーネの心はひどく傷ついてしまいました
一体なぜストーリーテラーはこんなラビリンスシティを造ることを決意したのか
そして壊れかけているマホーネの心を、レイトンとナルホドは救うことが出来るのか
次回、いよいよプレイ日記最終回乞うご期待
つづく
次回 終章 はじまりの物語 後編