「レイトン教授VS逆転裁判」プレイ日記第16回です。
前回 第9章 最後の検察士 前編
※なおこれ以降は完全に内容のネタバレになるので、見たくない方はこれ以上読まないでください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
前回の法廷で、検察側に立ったレイトン
最高の仲間が最悪の敵となってしまったこの裁判の行く末は…
とりあえずレイトンが検察席に立つことで、
ジョドーラは証人として証言台に立つことが出来るようになり、審理は続行されます。
ナルホドが事件の時の様子を尋ねると、
ジョドーラはストーリーテラーを狙う曲者を探していたところ、
鐘楼の中にマーダラがいるのを発見した。
だがそんな曲者を捕らえようとすると、物語を改変してしまう恐れがある。
そこで見えないローブで身を隠して、警備団にも知られないように鐘楼の階段を上ったのだという。
ちなみに事件当時、マーダラも見えないローブをまとったままだったらしい。
ジョドーラはこの時自らが階段を上った痕跡をなるべく隠すため、
残された先のとがったつま先の跡を、可能な限りなぞるように階段を上ったと言いますが…
実際に現場で発見された足跡はかかとまでしっかり跡がついていました。
一体これはどういうことなのでしょう
さらにジョドーラは階段を上ったところでマーダラを捕えたというのですが…
マーダラが見えないローブを身に着けていたのなら、
ジョドーラにはマーダラの姿が見えなかったはず
それが見えたということは、ジョドーラもウィッチオルデの森の住人、
つまりマーダラの仲間であるとナルホドは主張します
これに対しジョドーラはマーダラがウソの証言をしていると言いますが、
ここまで言われてしまったマーダラは我慢の限界が来てしまい、
マーダラはついに真実を述べることにします
マーダラはジョドーラこそ自分たちの、ウィッチオルデの森の指導者であったこと、
そして事件当時、ジョドーラがローブをまとって鐘楼の階段を上ってきたことを告白します。
さらにその時マーダラは一人ではなかった…
気絶していたマホーネをおぶって上ってきたと言うのでした
事件当時は小雨の降ったあとで階段は滑りやすく、
マホーネを背負い両手をふさがれた状態ではつま先だけでは階段は上れない…
だからあのようにかかとまで足跡がついていたわけですね。
これに対しジョドーラは、マホーネと彼女のそばを離れない黒猫のクローネをローブに隠して、
鐘楼の中腹に担いでいったことを認めます。
ナルホドはその目的を問おうとしますが、
ここで検察側のレイトンが、そのことはこの法廷の審理の対象にはならない、
見えないローブを使わないと身を隠せないジョドーラとマーダラはベーゼラではない、
つまり残ったマホーネこそがベーゼラなのだと主張します
確かにこの裁判は大魔女ベーゼラが誰かを明らかにする裁判なので、
レイトンの言い分も最もですね
だがこれに納得できないナルホドは、ジョドーラとマーダラの正体について追及します
ジョドーラは、<魔女裁判所>で有罪判決を受けた者は名前と魔法と記憶を失い、
ウィッチオルデの森に送られて“ヨーマ”として生まれ変わる、
そしてそのヨーマの指導者である<大魔女>こそが自分の正体だと告白します
火刑の秘密や魔女は生きていたことを知って動揺する聴衆たち
またマーダラは、自分たちヨーマは大魔女から任務をもらっており、
それを遂行して一定の成果を上げて“新しい住人”としてこの町に戻ってくるために働いていること、
森にはこの町には存在しない様々なカラクリがあること、
そして森にあるものはみんな町の住人には“見えない”ことを付け加えます。
こんなことをヨーマがしている、あるいは大魔女がさせている目的はなんなのか…
それはこの町に本当は存在しない“あるもの”を存在しているように見せるためではないのか…
そう考えたナルホドの出した結論は…
そう…魔法です。
この町に来て数々の魔法による犯罪に立ち会ってきたナルホド達。
その魔法を操った魔女は捕らえられ、魔女裁判で火刑に処されました…
だが火刑は存在しなかった魔女は生きている
さらにウィッチオルデの森にはこの町にはない<カラクリ>が存在しており、
そしてそれら<カラクリ>は町の住民には見えない。
これらの事実から導き出される結論は…
この町に、魔法は存在しない
ナルホドは魔法の正体はヨーマによって作り出されたマボロシだと主張します
ここでレイトンからこの町の魔法の仕組みについて一度考えてみようという提案があります。
魔女が魔法を使うのに必要なルールは大きく3つ
・魔法杖を手にする
・呪文を唱える
・魔法石によって使える魔法が決まっている
だがこれらのルールは、魔法を“使う”者のために設定されたわけではないとしたら
むしろ魔法を“実現”させるヨーマたちのために設定されていたのだとしたら
おそらくこの町の魔女は、ローブによって姿を隠したヨーマによって監視されている。
そして魔女が魔法を使おうとすると、ヨーマたちは見えないカラクリを使ってそれを実現していたのです
魔法を使うのに2つしか魔法石がつけられない魔法杖が必要なのは、
ヨーマが魔女の使う魔法を制限して管理しやすくするため。
そして呪文を唱える必要があるのは、ヨーマが“いつ”魔法が使われたのかはっきり知るため。
こう考えれば、これまで使われた魔法も色々と説明がつきますね。
メラミンの魔法は当然火炎を放射するカラクリが裏で使われた。
ミエヘンの魔法はもちろん見えないローブが使われた。
だがこれだけで魔法の秘密が全て説明できたわけではありません。
レイトンが黄金像になった事件、
おそらくあらかじめ用意しておいたレイトンの黄金像と上手くすり替えたとしか考えられないが、
そんな記憶はレイトンにもマヨイにもありませんでした。
またマーダラのように、魔女としてウィッチオルデの森に送られた者は記憶を失っている…
これは町の人の記憶や時間を盗んで操作しているとしか考えられません
つまり町の人の意識を止めて、その間に魔法に見える細工をヨーマがしていたということですね
さらにレイトンは、ジョドーラの証言にはもう1つある事実が隠されていると言います。
そしてジョドーラの証言とマーダラの証言との食い違いを見つけるナルホド。
ジョドーラは「自分は大魔女と呼ばれる存在」だと言うが、マーダラは「ジョドーラは大魔女でした」と言う。
つまりこれはジョドーラがもうすでに大魔女ではなくなっていたことを指し示しています
では一体、ストーリーテラー殺害の指令をマーダラに与えたのは誰だったのか
つまりは大魔女であるジョドーラの任を解いて、代わりに指令を出せる人物…
そんなことが出来る人物は…
ストーリーテラー本人しかいません
そう、彼は自らの殺害指令をマーダラに下し、物語に自分の死を記していたのです
だがこれに対し、ジョドーラは指令を受けたマーダラを睡眠薬で眠らせるという計画の妨害を行っている…
つまりジョドーラはストーリーテラーを裏切り、
<ベーゼラ>の役をマーダラからマホーネにすり替えているのです
一体どうしてこんなことをしたのかと尋ねるナルホド。
ジョドーラはこれまで忠誠を誓ってきたストーリーテラーが、
勝手に自分の死という結末を選んだことが許せなかったと言います。
そして自分を殺す大魔女ベーゼラの役を、マーダラに割り当てたことに憤りを覚えた…
なぜなら彼女は真のベーゼラがマホーネということを知っていたからと主張します。
実際マホーネにはふとした時に脳裏に浮かぶ大火の光景があるようですし、
これがベーゼラが町を滅ぼした時の記憶だということでしょうか…
このことについてレイトンは最後の証人がこの場に現れると言います。
そして現れたその人物とは…
死んだと思われていたストーリーテラーでした
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ということでこの町の一番の不思議であった<魔法>は実際には存在せず、
本当はヨーマによるカラクリだったという衝撃の事実が判明しました
要は魔女が魔法を唱えた瞬間に、何らかの力で魔女自身や周りの人の意識を失わせて、
その間に見えないローブで姿を隠したヨーマが色々と小細工して、
魔法が使われたかのような現実を作り出していたということのようです
(正直無理がある設定のように思いますが)
でも一体なぜそんなことをしていたのか
そしてこの町のヒミツとは
次回、ストーリーテラーによって更なる驚きの事実が明かされる
つづく
次回 終章 はじまりの物語 前編
前回 第9章 最後の検察士 前編
※なおこれ以降は完全に内容のネタバレになるので、見たくない方はこれ以上読まないでください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
前回の法廷で、検察側に立ったレイトン
最高の仲間が最悪の敵となってしまったこの裁判の行く末は…
とりあえずレイトンが検察席に立つことで、
ジョドーラは証人として証言台に立つことが出来るようになり、審理は続行されます。
ナルホドが事件の時の様子を尋ねると、
ジョドーラはストーリーテラーを狙う曲者を探していたところ、
鐘楼の中にマーダラがいるのを発見した。
だがそんな曲者を捕らえようとすると、物語を改変してしまう恐れがある。
そこで見えないローブで身を隠して、警備団にも知られないように鐘楼の階段を上ったのだという。
ちなみに事件当時、マーダラも見えないローブをまとったままだったらしい。
ジョドーラはこの時自らが階段を上った痕跡をなるべく隠すため、
残された先のとがったつま先の跡を、可能な限りなぞるように階段を上ったと言いますが…
実際に現場で発見された足跡はかかとまでしっかり跡がついていました。
一体これはどういうことなのでしょう
さらにジョドーラは階段を上ったところでマーダラを捕えたというのですが…
マーダラが見えないローブを身に着けていたのなら、
ジョドーラにはマーダラの姿が見えなかったはず
それが見えたということは、ジョドーラもウィッチオルデの森の住人、
つまりマーダラの仲間であるとナルホドは主張します
これに対しジョドーラはマーダラがウソの証言をしていると言いますが、
ここまで言われてしまったマーダラは我慢の限界が来てしまい、
マーダラはついに真実を述べることにします
マーダラはジョドーラこそ自分たちの、ウィッチオルデの森の指導者であったこと、
そして事件当時、ジョドーラがローブをまとって鐘楼の階段を上ってきたことを告白します。
さらにその時マーダラは一人ではなかった…
気絶していたマホーネをおぶって上ってきたと言うのでした
事件当時は小雨の降ったあとで階段は滑りやすく、
マホーネを背負い両手をふさがれた状態ではつま先だけでは階段は上れない…
だからあのようにかかとまで足跡がついていたわけですね。
これに対しジョドーラは、マホーネと彼女のそばを離れない黒猫のクローネをローブに隠して、
鐘楼の中腹に担いでいったことを認めます。
ナルホドはその目的を問おうとしますが、
ここで検察側のレイトンが、そのことはこの法廷の審理の対象にはならない、
見えないローブを使わないと身を隠せないジョドーラとマーダラはベーゼラではない、
つまり残ったマホーネこそがベーゼラなのだと主張します
確かにこの裁判は大魔女ベーゼラが誰かを明らかにする裁判なので、
レイトンの言い分も最もですね
だがこれに納得できないナルホドは、ジョドーラとマーダラの正体について追及します
ジョドーラは、<魔女裁判所>で有罪判決を受けた者は名前と魔法と記憶を失い、
ウィッチオルデの森に送られて“ヨーマ”として生まれ変わる、
そしてそのヨーマの指導者である<大魔女>こそが自分の正体だと告白します
火刑の秘密や魔女は生きていたことを知って動揺する聴衆たち
またマーダラは、自分たちヨーマは大魔女から任務をもらっており、
それを遂行して一定の成果を上げて“新しい住人”としてこの町に戻ってくるために働いていること、
森にはこの町には存在しない様々なカラクリがあること、
そして森にあるものはみんな町の住人には“見えない”ことを付け加えます。
こんなことをヨーマがしている、あるいは大魔女がさせている目的はなんなのか…
それはこの町に本当は存在しない“あるもの”を存在しているように見せるためではないのか…
そう考えたナルホドの出した結論は…
そう…魔法です。
この町に来て数々の魔法による犯罪に立ち会ってきたナルホド達。
その魔法を操った魔女は捕らえられ、魔女裁判で火刑に処されました…
だが火刑は存在しなかった魔女は生きている
さらにウィッチオルデの森にはこの町にはない<カラクリ>が存在しており、
そしてそれら<カラクリ>は町の住民には見えない。
これらの事実から導き出される結論は…
この町に、魔法は存在しない
ナルホドは魔法の正体はヨーマによって作り出されたマボロシだと主張します
ここでレイトンからこの町の魔法の仕組みについて一度考えてみようという提案があります。
魔女が魔法を使うのに必要なルールは大きく3つ
・魔法杖を手にする
・呪文を唱える
・魔法石によって使える魔法が決まっている
だがこれらのルールは、魔法を“使う”者のために設定されたわけではないとしたら
むしろ魔法を“実現”させるヨーマたちのために設定されていたのだとしたら
おそらくこの町の魔女は、ローブによって姿を隠したヨーマによって監視されている。
そして魔女が魔法を使おうとすると、ヨーマたちは見えないカラクリを使ってそれを実現していたのです
魔法を使うのに2つしか魔法石がつけられない魔法杖が必要なのは、
ヨーマが魔女の使う魔法を制限して管理しやすくするため。
そして呪文を唱える必要があるのは、ヨーマが“いつ”魔法が使われたのかはっきり知るため。
こう考えれば、これまで使われた魔法も色々と説明がつきますね。
メラミンの魔法は当然火炎を放射するカラクリが裏で使われた。
ミエヘンの魔法はもちろん見えないローブが使われた。
だがこれだけで魔法の秘密が全て説明できたわけではありません。
レイトンが黄金像になった事件、
おそらくあらかじめ用意しておいたレイトンの黄金像と上手くすり替えたとしか考えられないが、
そんな記憶はレイトンにもマヨイにもありませんでした。
またマーダラのように、魔女としてウィッチオルデの森に送られた者は記憶を失っている…
これは町の人の記憶や時間を盗んで操作しているとしか考えられません
つまり町の人の意識を止めて、その間に魔法に見える細工をヨーマがしていたということですね
さらにレイトンは、ジョドーラの証言にはもう1つある事実が隠されていると言います。
そしてジョドーラの証言とマーダラの証言との食い違いを見つけるナルホド。
ジョドーラは「自分は大魔女と呼ばれる存在」だと言うが、マーダラは「ジョドーラは大魔女でした」と言う。
つまりこれはジョドーラがもうすでに大魔女ではなくなっていたことを指し示しています
では一体、ストーリーテラー殺害の指令をマーダラに与えたのは誰だったのか
つまりは大魔女であるジョドーラの任を解いて、代わりに指令を出せる人物…
そんなことが出来る人物は…
ストーリーテラー本人しかいません
そう、彼は自らの殺害指令をマーダラに下し、物語に自分の死を記していたのです
だがこれに対し、ジョドーラは指令を受けたマーダラを睡眠薬で眠らせるという計画の妨害を行っている…
つまりジョドーラはストーリーテラーを裏切り、
<ベーゼラ>の役をマーダラからマホーネにすり替えているのです
一体どうしてこんなことをしたのかと尋ねるナルホド。
ジョドーラはこれまで忠誠を誓ってきたストーリーテラーが、
勝手に自分の死という結末を選んだことが許せなかったと言います。
そして自分を殺す大魔女ベーゼラの役を、マーダラに割り当てたことに憤りを覚えた…
なぜなら彼女は真のベーゼラがマホーネということを知っていたからと主張します。
実際マホーネにはふとした時に脳裏に浮かぶ大火の光景があるようですし、
これがベーゼラが町を滅ぼした時の記憶だということでしょうか…
このことについてレイトンは最後の証人がこの場に現れると言います。
そして現れたその人物とは…
死んだと思われていたストーリーテラーでした
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ということでこの町の一番の不思議であった<魔法>は実際には存在せず、
本当はヨーマによるカラクリだったという衝撃の事実が判明しました
要は魔女が魔法を唱えた瞬間に、何らかの力で魔女自身や周りの人の意識を失わせて、
その間に見えないローブで姿を隠したヨーマが色々と小細工して、
魔法が使われたかのような現実を作り出していたということのようです
(正直無理がある設定のように思いますが)
でも一体なぜそんなことをしていたのか
そしてこの町のヒミツとは
次回、ストーリーテラーによって更なる驚きの事実が明かされる
つづく
次回 終章 はじまりの物語 前編