「レイトン教授VS逆転裁判」プレイ日記第9回です。

前回 第4章 黄金の魔女裁判 前編

※なおこれ以降は完全に内容のネタバレになるので、見たくない方はこれ以上読まないでください。



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前回の裁判の続きからです。
前回の法廷は最後に魔女の正体はアルグレイだとナルホドが主張したことで、一時休廷になりました。

この休廷中にナルホドは、何かの手がかりになるかもしれないということで、
ルークからレイトンたちがここの住所を知った白紙の手紙を受け取ります。

この白紙の手紙についてもう一度整理すると、
差出人はベルドゥーク博士で宛先はストーリーテラーとなっており、
中には何も書かれていない羊皮紙が数枚入っていただけでした。

この新たな手掛かりを加えて、ナルホドとマホーネは再び審理に臨みますグー


まずは前回の法廷で疑われた魔法石についてですが、
検査の結果、やはりマカツイの魔法石は偽物であったことが判明しますビックリマーク

そしてナルホド達が初めてアルグレイと会った時には紫水晶のブローチを付けていたのに、
今日の法廷であったときはなぜか石の色がミドリ色に変わっていたことを思い出したナルホドは、
事件の時魔法杖から緑のコルドアの石を外し、代わりに紫水晶をはめ込んで、
外したコルドアの石を紫水晶の代わりにブローチに付けていたのだと主張します。


これに対して言い逃れられないと考えたアルグレイは、
自分が実は女であることを自白しました!!

photo:01
実はロングヘアーだったアルグレイおとめ座

とは言え自分が男のふりをしていた理由は、
ある種魔法のような錬金術の身近にいる自分が、周りから魔女だと言われたりしないよう、
ベルドゥーク博士の助言で今まで男のふりをしていただけ
で、
決して自分は魔女ではなく犯行などは起こしていないと言うアルグレイ。


そしてこれ以上今回の事件について追求することは不可能だと考えたナルホドは、
3カ月前のベルドゥーク博士の殺人事件についてアルグレイを問いただすことにしましたビックリマーク


ここでとりあえず今回の黄金像の事件は終わりになります。
そして新たにベルドゥーク博士の密室殺人事件に頭を切り替えていきましょうグー


まずはジーケンにより、3カ月前の詳しい事件概要が語られます。

現場は内側からカギがかけられており、博士はデスクのイスに座った状態で発見された。
遺体のクビには絞められた際の指の跡が残っており、
口の周りには抵抗したときに切ったと思われる血の跡が残っていた。
そして現場の床には粉末がばら撒かれていて、その上に足跡は一切なかった。


こういう状況から、犯人は宙を浮いたまま博士を絞殺して消えたとしか考えられず、
そんなことが出来るのは魔女の仕業しかないという検察側の見解ですねあせる

photo:02

ちなみにこれが現場の状況を描いた絵図です。

ナルホドが事件当時のことを尋ねると、
アルグレイは密室だった部屋に入るためにお隣さんの力を借りたと言います。

そしてそのお隣さんというのが、何と何とまたまたあのエミールのオジサンでした爆弾爆弾爆弾

エミールは以前のマーダラの事件や、この博士殺害の事件、
そして前回の黄金像の事件と、ここまで全ての事件に目撃者として絡んできてますね(;^_^A


まあエミールのことはおいといてw
上の絵図を見ても分かるとおり、3カ月前から絵画の裏にはミドリのペンキで塗られた跡があり、
この時からコルドラの魔法は使うことが出来た
はずです。

なのでアルグレイはこの小さなトビラから博士を絞殺したのだと、ナルホドは主張しますグー


しかし人を絞殺しようとすると必ず被害者は大きく抵抗するはずで、
こんな椅子に座った状態のままで死んでいることはない。

ということは何らかの偽装工作が現場で行われていた可能性が高いビックリマーク

そこで今度は事件当時の話を、アルグレイやエミールなどの証人たちに聞きます。

すると実はアルグレイが博士の死体を発見してから騎士団に通報しに行っている間に、
別の女性が現場に出入りしていたことが判明します。

彼女の名前はレダ・ユービンと言い、この世界の郵便屋をしているらしく、
傍聴席にいたのでそのまま証人の中に加わりましたDASH!


レダは事件の日の晩博士の元へ会いに行き、
その時に彼が書いていた手紙の配達を頼まれていたそうです。
しかし朝になって彼女が博士の元へ行くと博士は死んでいましたドクロ
それでも大切な仕事のために、レターボックスに入っていた手紙を配達したと証言します。


実はその郵便物こそが、ナルホドが先ほどルークから渡された白紙の手紙でしたビックリマーク

しかしレダは中にはビッシリ文字が書いていたと、証拠品とは矛盾する発言をします…むっ


またレダの発言で、事件の深夜は博士の部屋に近づいていなかったと言っていたアルグレイが、
実はトマトジュースを差し入れに夜中に持って行っていたことが分かりますビックリマーク

さらに問題のオッサンエミールが言うには、博士の死体を発見したとき、
エミールはなんと現場にあったそのトマトジュースを飲んだというのですあせる

ただエミールが言うには、そのトマトジュースを飲んだらすぐに、
眠くなったというか意識を持っていかれ、そのまま爆睡状態に陥ったようですぐぅぐぅ


このことからナルホドは、アルグレイが事件の夜に博士に差し入れたトマトジュースの中には、
催眠薬が入っていたと主張しますグー

photo:03

つまり血の跡だと考えられていたものは、実はトマトジュースの痕跡ではないかと言います。
確かにこうして被害者の意識を無くしておけば、被害者を無抵抗のまま絞殺することが可能ですねチョキ


しかしレダが言うには、アルグレイは心底博士のことを尊敬しており、
アルグレイが博士を殺すはずなんてないと反論します。

ここで実は犯人の目的は、被害者の死ではなかったのではないかと考えるナルホド。

そしてその真の目的と言うのは、
上の写真にも写っているレターボックスの中に入れてあった手紙ではないかと推測します。

これに対しアルグレイは、差し入れに行ったときにチラッと博士が手紙を書いているのを見ただけで、
そんな内容についても詳しく知らない手紙を盗むなんてありえないと反論します。

しかしここでレイトン教授から前回教えられた、証言と証言の間の矛盾を指摘することで…

photo:04

レダが一度も破ったことのない守秘義務によって守られていた手紙の宛先を、
どうしてアルグレイが知っていたのかという矛盾が判明しました!!


レダが事件の晩に博士と話していた時、博士は手紙を書いている途中で宛先はまだ書いていなかった。
そして事件が明るみになった朝、その手紙はすぐにレダによって配達された。

そんな手紙の宛先を知れるのは、手紙をすり替えるためにコルドアの魔法を使い、
その挙句に博士の命を奪った魔女しかいないとナルホドは言いますグー



言い逃れできなくなったアルグレイは、ついに自分の罪を認めました。。。

彼女はもともと小さいころから魔法が使える魔女でした。
ただ魔法が使えると分かると火刑に処されるので、一度も使ったことはありませんでした。

あるとき金がなくなって家を失うことになってしまったアルグレイ一家。
そこで少女アルグレイは何か小物を黄金に変えて、売ることは出来ないかと考えます。

しかし彼女は初めて使ったゴルドラの魔法を、誤って飼っていたヤギに使ってしまいました叫び
(博士の部屋の地下室にあった黄金のヤギの像はこれだったんですね)

こんなに大きなものを黄金に変えてしまっては、間違いなく魔女と認定され家族にも迷惑がかかる。
彼女は冬の川に身を投げ入れ投身自殺しようとしました。

しかしそれを救ってくれたのがベルドゥーク博士だったのですアップ

命の恩人の元で男として生きていたアルグレイでしたが、
3カ月前の落雷があった日からベルドゥークの様子がおかしくなったと言います。

そして事件の晩、手紙を書いていたベルドゥークに差し入れを持って行ったアルグレイは、
チラッと「すべてを公開する 魔女の正体」と書いてあるのを目にしてしまい、
ベルドゥークが自分の正体を告発しようとしているのだと考えるようになります。

そして博士を眠らせてその手紙をすり替えようとしたのですが、、
その時に「こんなことになるならどうして私を助けたの」と魔が差してしまい、
博士を殺めてしまったのでした…しょぼん

そして今日、ナルホド達が屋敷に来て、魔女が博士の部屋に現れましたビックリマーク
それを自室から目撃したアルグレイは、
この時に魔法杖を偽装すれば、自分の罪をあの魔女に着せることが出来ると考えたのでした。


つまりアルグレイは博士殺害の罪は認めるが、レイトンを黄金にしたのは自分ではないと言います。
(確かに実際レイトンを黄金にしたのは、アルグレイではなく魔方陣から現れた魔女でしたね)


こんな悲しい告白の中、1人空気も読まずに疑問を言うエミールパンチ!

しかしこれがまた重大な事実を導きますビックリマーク

photo:05

実はエミールがトマトジュースを飲んだ時、
ボトルの栓はまだ抜かれてなかった
ことが判明しますビックリマーク

つまり博士は眠り薬なんて飲んでなかった…やはり口から流れていたのは血の跡だったのです叫び

ただそれは抵抗して口を切った血ではないことは分かっています。
つまりは何か別の原因で体内から出血した以外に他なりません。

だが現場にはそういった類のものはなかった。となると現場からまた持ち去られたのか…


はてなマーク持ち去ったはてなマークはてなマーク


そう、実は上の写真でエミールが右手に持っているドクロのボトル…
実はこのボトルもエミールが現場から勝手に持ち出したものでした爆弾爆弾

本来は錬金術で作ったこうした危険な薬品は、すべて検察士団が現場から回収して、
検察士長しか現在触れることも出来ないはず
なのですが…
相変わらずエミールのちょろまかし癖には困ったもんです(^▽^;)

そして実はこれこそがベルドゥーク博士を死に追いやった毒薬だったことが分かりますドクロ

だがこうした危険な薬品は厳重に保管されており、
ベルドゥーク博士しかそれを扱うことは出来ませんでした…


これらから導き出される結論は一つしかありません。。。

photo:06

自殺ドクロ

つまりは博士は自分で毒を飲んで死んだというのがナルホドの出した結論でしたビックリマーク
これならアルグレイが首を絞めた時には既に博士は死んでいたので、
博士が抵抗した跡がなかったのにも矛盾は生まれません。


博士が自殺なんてするはずないと反論するアルグレイ。
しかしナルホドは、彼女がすり替えた手紙は実は博士の遺書ではなかったのかと主張します。

そしてすり替えた手紙を肌身離さず持っていたアルグレイ。
この場で手紙の内容を自分で読むようにナルホドに言われます。


それは博士が親愛なる友へ伝えようとした<遺書>でしたしょぼん

博士は落雷と共に炎の中から現れた鐘楼を見て、
自分のしたことから逃れられないと感じ、すべての秘密を公開することを決めた。

気がかりなことは2つあり、1つは自分のムスメのこと。
そしてもう1つは自分の死の後に残されるパトラス・アルグレイのこと。

自分の運命に負けず真っ直ぐに生きるアルグレイには、すばらしい<物語>が書かれてほしい。
そして屋敷はアルグレイのために残すつもりなので、末永く見守ってほしい。



そう…博士は決してアルグレイを告発するつもりなどなかったのですグー
むしろ最後までアルグレイのことを案じて逝ったのでしたしょぼん




あまりにも悲しい真実…
しかしビックリマークその後には非常な現実が待ち構えていました汗

ここまできてジーケン検察士は、アルグレイを魔女として告発すると言うのです!?

photo:07

3カ月前の事件は博士は自殺していたのであり、アルグレイが殺したわけではありません。
そして今回の黄金像の事件も魔方陣から現れた魔女の犯行で、アルグレイは何もしていません。

つまりアルグレイは何も罪は犯していない。。。

それでもビックリマーク
この世界では魔法が使えるということそれ自体が大罪であり、
罪のあるなしに関わらず、すべからく魔女は火刑に処されるべき
だというのです叫び


この判決に対し、憤りを覚えるマホーネプンプン
こんなことが許される町は存在自体が間違っているビックリマーク

そして二度とこんなことが起きないよう…

photo:08

彼女は自分が大魔女ベーゼラであると主張しました!?!?!?

大魔女が処刑されれば魔女裁判はその役割を終える…
つまり今ベーゼラの疑いがかけられている自分が処されることで、
アルグレイを救おうというのです・°・(ノД`)・°・

そしてそれが認められ、マヨイの代わりにオリの中に入れられるマホーネ…


しかしビックリマーク

photo:09

納得できないマヨイは騎士の手を振り切って、マホーネをオリから救い出しますグー

マホーネは何とかオリから脱出することに成功しますが、
その時スイッチが押され、逆にオリの中に閉じ込められてしまうマヨイ叫び

photo:10

そしてマヨイを閉じ込めたそのオリは、
そのまま燃え盛る火の中へ沈みこまされてしまったのでしたメラメラメラメラメラメラ




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ということで最後はレイトンに続き、マヨイまでもが戦線離脱してしまいましたガーン

しかし今回は色々と内容が濃かったですねビックリマーク
アルグレイが実は女だったり、博士が実は自殺してたり、悲しい真実が語られたり、
マホーネがベーゼラだと主張したり、マヨイが火刑に処されたり…

そういやこの火刑も、あのストーリーテラーの書いた、
「女は捕らえられ、闇の裁きが始まる その最期は、裁きの場の火刑器のみぞ知る」
の物語と同じ結果になってしまいましたねあせる


ただ今回の話で、特に博士についてはまだ色々と疑問点が残っています。

Q1.博士を自殺に追い込んだ、落雷と共に炎の中から現れた鐘楼とは何なのかはてなマーク
これについてはまだ何もわかっていません。

Q2.博士の実の娘とは一体誰なのかはてなマーク
アルグレイのほかに、自分の娘も気がかりだと言っていた博士。一体その娘はだれなんでしょう。
もしかしたら髪の色が近いのでマホーネが実は博士の娘だったりするのかな。
それだったらストーリーテラーの娘というのは嘘情報になりますが…

Q3.博士とストーリーテラーはどんな関係はてなマーク
博士が遺書を贈ろうとした人については、ここまででは明示されてませんが、
宛先からストーリーテラーだということは分かっています。
自分の遺書をストーリーテラーに送るとは…何か2人には深い関係があるはずです。

ここら辺の疑問点も、話が進むと明らかになっていくのでしょうか。。。


ともあれマホーネは火刑から逃れることは出来たとはいえ、
レイトンは黄金にされたまま、そしてマヨイが代わりに火刑に処されるという最悪の状況ですダウン

残されたナルホドとルークは一体これからどうするんでしょうか…


つづく

次回 第5章 失意の後に