長男たっくんはベビーベッドの上の弟を見たがる。

  とっくんみるー。だっこー。

  としくんを見るのは少しで、私の顔をあっちょんぶりけするもぐもぐ
  ちゃんととしくんにタッチしたり、ほっぺたを突いたりもする。

  ひょっとしたら普通にだっこをねだるよりも、としくんを見ると言う動機の方が親が喜ぶのを察知したかもしれない。
  
  いづれにしてもだっこする度に

  この子…重くなったえーんと思う。小柄すぎるので喜ばしいが、体にはこたえます汗

  反して、やはりまだまだ赤ちゃん真っ只中の次男としくんも普通にだっこをねだります。
  コードやチューブに気をつけて抱き上げると、

  軽いなぁ…えーんと思う。まだまだ肉が薄く、切なくなる。

  以前、まだ1歳半程のたっくんを連れてトイザらスに行った際、迷子の男の子がいた。

  2歳後半か3歳くらいで、私達と並走し、棚の列の向こう側を移動しながらキョロキョロしている。顔は真剣だ。
  おもちゃを探してる感じとは違う。子供達はみんな目当てで無くても目に入るおもちゃに気を取られるもので、明らかにママを探して焦っているようで声をかけた。
  
  ママがいないの?店員さんに見つけてもらおうか。お名前言えるかな?

  もし、お名前が言えたら『〇〇君のママ〜』と呼んでみようと思った。その子は何も言わないけれど、手を繋いできたので、抱き上げようとしたら、

  お、重〜っいアセアセ当時安定期だったが、産まれない程度に頑張ってみたが無理でした。

  これが標準体型の2歳後半くらいの子か!?
  親が自分の子を容易にある程度の時間抱っこ出来るのは、忍者の修行のように首の布切れを段階を経て長くしたり、育つ植物を飛び越えるように(本当かは知らない)日々の抱っこによる修行あってのことという基本を忘れていたショックかわいいからと言うすけべ心で抱っこしてやろう。なんて甘い。剣道初段ですが、竹刀って別に重くはないあせる

  マッハで抱っこをあきらめその子を主人に託し、私は迷子の対応をお願いする為レジに向かった。

  店員さんと戻ると主人が見知らぬ女性と話しているのが見えた。迷子くんを抱っこしている。

  お辞儀して去っていく。

  結局私が行って少ししてから、母子は再開できたらしい。

  ママぁ〜笑い泣き
  ◯っくん笑い泣き

  みたいな感じで、周りのお客さん達の拍手が起こったそうだ。見たかった。

  保育園に双子のママがいるが、たっくんより重そうな子×2をちゃんと抱っこしていく。
  
 息子二人にもっと私を鍛えて欲しいと思ったダンベル