人には言えないこと。


私にはたくさんあります。


決して秘密が多い、とかではなく。いつも伺って、言葉を選んで。そうしているうちに自分の本心さえ見失ってしまいそうな感覚になることが時々、あります。


臆病なのです。みんなが羨ましくなったりします。でも、自分が特別だなんて思わない。みんなきっとそうなんだって思いたい。人の気持ちなんて、わからないけれど。

でも大切な人の気持ちは、わかってあげたい。そう思うのです。

自分の気持ちがわからなくなりそうでも。でもあなたが笑っていてくれるなら。

そんな気持ちになったことが、たくさんたくさんあるのです。


ひとりじゃいきていけないから。誰かと一緒に生きたいから。

きっと、多くの人がそうじゃないかなって思います。



そんな、不器用すぎる私が書いた「白の憂鬱」。


ずっと書き起こしてみたかった想いをたくさん詰め込みました。


なんだか少しだけ自分のことが、この作品を通してわかった気がします。



それを見てもらうのって、すごく勇気がいるんだけれど。

全部わかって欲しいだなんて思いません。

でも、誰かの心にリンクする瞬間があるかもしれないから。


そんなあなたに、ひとりじゃないよって言ってあげられたらって思います。



なんて。切ないお話、ですけれどくだらない部分もたくさんです。


あなたの目にはどんなふうに映るんだろう。


ドキドキします。ドキドキさせたくて。ドキドキしてます。





さあ。間もなく開幕です。

有難いことに間もなく完売です。


本当に、本当に、ありがとうございます。


わたしひとりじゃなにもできないけど、皆さんのおかげで。素敵な作品になりそうです。



大袈裟でもなんでもなく、今の私の全てです。


見守ってくださったら。幸せ、です。



素敵なキャスト陣と心強いスタッフ陣に囲まれて。


自信ないけど、でも、愛されているのかなって思います。思いたい。感じて、ます。



作品には自信をもって!ますよっ。笑

書いてみたかった。やってみたかった。ことだから!



「白の憂鬱」


もしかしたらその辺に転がっているかもしれない、誰かの欠片。

実際遭ったら笑えないけど、でもみんな笑顔で前を向く。

弱くて、愛おしい。可愛い。人間たちのお話。



きっと誰かのせいにして、きっと誰かを傷つけている。

でも、それでも、笑って生きる。



あなたにも、届きますように。


劇場でお待ちしております!









竹村果夏