NHKニュースで、国際宇宙ステーションへ物資を運ぶ「こうのとり」のドッキングについて解説してました。
「従来の宇宙船が接近してドッキングするやり方ではロシアの無人宇宙船のように衝突事故が起きるので、日本の技術でレーザー光線で誘導しながら接近してロボットアームでドッキングする方式を開発した」みたいな説明になってましたが、これは誤りです。
国際宇宙ステーションのドッキングユニットは、ロシア方式とアメリカ方式の二つがあって、宇宙船が接近して直接ドッキングするのがロシア方式で、ドッキングの直前で静止して安全のために最後はロボットアームでドッキングするというのがアメリカ方式です。どちらも最初からの設計で、スペースシャトルもロボットアームでドッキングしてました。