ナショナルジオグラフィックによると、ロシアの天体観測チームが、新たな彗星「アイソン(ISON、C/2012 S1)」を発見したそうで、2013年末には、史上最も明るい大彗星になる可能性があるとのこと。
H.R.マクミラン宇宙センターの天文学者ラミンダー・シン・サムラ(Raminder Singh Samra)氏の話
「太陽との距離を考慮すれば、現時点でも非常に明るい」
「さらに、史上最大規模だった1680年の大彗星と同じ軌道を進んでいるようだ。予測通りなら、かつてない明るさの大彗星になるだろう」
アイソンは太陽の極めて近くを通過する「サングレーザー」で、直径が約3キロもあるので、明るさは満月を上回る可能性があると予想されている。(過去には予想が外れた彗星の例あり)
残念なことに、明るさが最大になる期間は日本では地平線に隠れて観測できないのだそうだ。