世界の高層ビルには、その国の「価値観」や「時代の空気」が詰まっています。
このブログでは、社会・文化・テクノロジーなど様々な視点から、各地の超高層ビルをゆるく掘り下げていければいいなと思っています。
サステナブル建築というと、
どうしてもエネルギーや環境の話になりがちです。
でも最近は、もう一つの軸が強くなっています。
それが “ウェルビーイング(心身の健康)”。
アメリカのWELL認証を取得する高層ビルは年々増加中。
評価基準はこんな感じです。
✔ 自然光の取り入れ方
✔ 空気質の管理
✔ 階段を使いたくなる動線設計
✔ 休憩スペースの質
つまり、
**「人が気持ちよく働けるか」**が数値化される時代。
超高層ビルはかつて、
効率重視の巨大な箱でした。
でも今は、
光の入り方、天井高、緑の量、音の響き方まで設計に組み込む。
都市で働く男性にとっても、
長時間過ごす空間の質はパフォーマンスに直結します。
未来の高層ビルは、
ただ高いだけでは選ばれない。
「そこにいると調子が上がるか?」
それが新しい価値基準になりつつあります。
竹森友也
