
ほとんど一日、何も食べていないので、そろそろ、覚悟を決めて、外食行ってみよう。

まずは、ベルリンのピルスナーを頼み、注文を考える。

メニューはこれです。
まあ、良心的なんじゃないかなとも思えてきました。

3000円超えるくらいで、多分、満足の行きそうな一品が食べられそう。
ドイツも最後なので、食べてみますか。
ベルリンで、初めて、レストランでドイツ料理食べる。
チップはイギリスでは不要、といって良いだろう。
きました。
もう、これで終わってもいい。
ドイツ料理のアイスバイン、あれをクリスピーに揚げたようにしたものでした。
おいしく食べました。
食べきれないくらいだった。
ドイツではチップはどうか。ドレスデンでは要求されなかった。
ただ、若干、肉の臭みがあるのですね。
チェコで、これと似たようなものを食べた時も、若干臭みがあり、ベルリンのこれは、それよりも抑えてあるけれども、そうなのだ。
もちろん、それで、おいしくないわけではないが、日本で、似たようなものを食べた時は、完全に肉の臭みがなかったから、下処理などをして完全にとっているのだろう。
この辺は、文化の違いなのかもしれない。
博多豚骨ラーメンは、本場のものだと、豚の臭みがきついものがある。
博多ラーメンは、これでないとね、と現地の人はいうのかもしれないが、全国区に出ていくときには、下処理をして臭みを消したラーメンになる(そうでないお店もあるが)。
一風堂でも、一幸舎でも、一蘭でも、博多ラーメンのチェーン店になると、完全に肉の臭みを消している。
伝統的に肉食ではなかった日本人の好みなのかもしれない。

クリスピーに揚げた豚肉の、こういった料理を食べることができたのは、満足であった。
日本のドイツ料理屋で、出しているところはあるんだろうか。

こうして更けていくベルリンの夜。
ところで、チップの話。
日本にはその習慣がないので困る。
チップはアメリカではもちろん必須。

イギリスではチップは不要といって良い。
地下鉄の駅がすぐそばにあるので、それを使って帰ることにしました。
ドイツではチップはどうか。
ドレスデンのレストランでは特になかったと思う。

ライプチヒのウェスティンでは、ウィナーシュニツェルを食べたとき、チップの欄があったので、2,3ユーロ上乗せした。

ベルリンではレストランは初めてだったが、このレストラン、会計時にウェイトレスが10%のチップを要求してきた。

OKしたのだが。
ドイツでもレストランでチップ、10%、というのはネットでみる限り、定着してきているようだ。

もちろん、ドイツも場所によって違いはあるのだろうが。

どうなんだろう。
もともとドイツにチップ文化がなかったのだとしたら、面倒な文化を持ち込んでくれたものではあるが。
物価高の中で生活していると、こんなことばかり気になってしまうのであった。

車内放送を聞いていると、どうやら途中までしかいかないらしい。
ただ、その最終地点が、ホテルの最寄り駅なので問題なかった。
やはり、便利な位置にあるホテルなのだろう。
