カレル橋の旧市街側からすぐのところにあるホスポダヘ

入り口は小さいですが、中は、地下があって広く、料理も手広く出しています。

それでは中へ入ってみます。
ちなみに、ここは、1杯44コルナ、カード払いOKなので、一杯292円なのである。
プラハ万歳。
ロンドンの1400円ビールとは違う。

一階は、こじんまりした感じで、ロンドンの小さなパブといった風情でいいかんじです。
席についていると、注文を取りに来ます。ここがイギリスのパブとは違うところです。
ビールは、何があるのか、と聞いたら、ウルケル一種類とのこと。
(英語が通じる)

潔くていいんじゃないかな。ビールといったらウルケルだ、それを飲んでればいい、ということなんだろうか。
もちろん、他の銘柄を飲みたければ、出しているお店もあるから、そちらへいけばいいわけで。
基本、こちらでは、ウルケルは水のようなもの。のどが乾いたら、とりあえず、そこら辺のホスポダへ行って、ウルケルを飲んだらいい。

以前、ダブリンに行ったとき、黒ビールが、ギネスしかなかったのには、いささか閉口しました。
ダブリンの街はギネスに支配されている。
アイルランドまで行けば、おいしいスタウトが何種類もあるんだろうと想像したら、どこへいっても、黒ビールはギネスばかり。ギネス以外の黒ビールを求めて、何件もパブを探し回った覚えがある。
ギネス以外の黒は、ビーミッシュとか、マーフィーとかがあるのだが、どこのお店にも置いてないくらい、ギネス一強で、あんまりいい感じがしなかった。

チェコでは、ビールは、お店によって、置いてある種類が違うから選択すればいいわけです。
自分のところで、醸造して飲ませているお店も結構ある。
それに、ウルケル飲んでればいいんじゃないの、という気にもなってくる不思議さがある。