ロンドンでは、あんまり食べなかったので、おなかが空いた。


せっかくチェコにいるので、ウルケルを。
チェコのどこでも飲めるわけだが。


ビールのバーのことを、ホスポダ、と呼ぶそうです。イギリスのパブみたいなものかね。


中はすごいにぎわいです。
どうすればいいかというと、適当に空いてる席を見つけて座ると、注文を取りにくるようです。


イギリスのパブだと、カウンターにビールを頼みにいって、都度都度会計して、自分の席に持ってくる、という流儀だったけど、ここは違う。


料理の注文を受けるウェイターと、ビールをついで持ってくるウェイターの二種類がいます。


ビールは、特に注文しなくても、ビール担当が、持ってきます。それで、OKみたいにうなづくと、テーブルにビールをおいていきます。


ビールがなくなると、注文してなくても、次のビールを持ってきます。ビールの種類は、ウルケル、一種類。

要は、ビール継ぎ担当は、ひたすらビールをついで、飲み終わったテーブルに、ガンガンビールを運んでいき、客はそれを飲んだら、また、ビールが運ばれてくる、という方式です。


料理も頼みました。こちらが、180コルナ。ここは、クレジットカードが使えないので、紙幣で支払います。1コルナ10円で両替しているので(涙)、1800円。
しかし、これは、安いんじゃないだろうか。こんなのをロンドンで頼んだら、間違いなく4000円超える。


こうして、ひたすらビールを注いでいるのです。ビールをいちいち注文して、というまどろっこしいことをせず、常にビールが注がれては、テーブルにやってきて、飲んで、騒いで、また、ビール。すごい熱気でした。

ちなみに、この料理一つとビール2杯で、316コルナだった。料理が180コルナなので、ビールは、2杯で136コルナ、つまり、一杯、68コルナ。つまり、680円。

現金で払っているので、チェコの相場では、そこそこの値段ということが後でわかるのだが、1200円のビールをロンドンで飲んでいたことを考えれば、感謝しかない。

日本でピルスナーウルケルを680円では飲めないから。